「なぜうちにシロアリが出たのか?」その答えは住宅の環境・構造・立地に潜んでいます。
本記事ではシロアリが発生しやすい家の7つの条件を徹底解説します。
自宅のリスクを知ることで、効果的な予防対策を講じることができます。

この記事を書いた人

高島 比呂人
住宅メンテナンス診断士
建築設計の専門学校を卒業後、長年建築業界に携わってきた高島です。戸建てを中心に様々な建物に関わる中で、安全で安心できる住まいの大切さを実感してきました。その経験を活かし、ホームインスペクションでは建物の細部まで丁寧にチェックし、専門知識に基づいた分かりやすい解説を心がけています

条件①:床下の湿気が高い家

湿気がシロアリを引き寄せる仕組み

シロアリは乾燥した環境が苦手で、湿気の多い場所を好みます。
床下の湿度が70〜80%以上になっている家は、シロアリにとって最適な生息環境です。
湿気は
①地面からの水分蒸発、
②床下換気不足、
③建物周辺の排水不良、
④雨水の侵入・結露などが原因で生じます。
特に旧来の換気口工法(壁面に換気口を設けた形式)の住宅は、換気口が物で塞がれていたり、隣接建物の建設で風通しが悪化したりすることで床下湿度が高まりやすいです。

自宅の床下湿度を確認する方法

床下湿度を簡易的に確認するには
①床下点検口から床下に入り木材表面・地面に結露・カビが生えていないか確認する、
②木材を叩いた際に湿った音・感触がないか確認する、
③床下用湿度計(ホームセンターで購入可能、3,000〜8,000円程度)を設置して測定するという方法があります。
湿度が70%以上が継続している場合は、床下換気扇の設置・防湿フィルムの敷設・換気口の清掃などの湿気対策が必要です。

条件②:木材が地面に近い(または接触している)家

土台・束石の状態がリスクを左右する

シロアリは地中から蟻道(泥のトンネル)を作って木材に到達します。
木材が地面に近いほど・地面と接触しているほど侵入しやすくなります。
特に旧来の束立て工法(コンクリート束石の上に木製の束柱が置かれている工法)は木材が地面に非常に近く、シロアリが侵入しやすい構造です。

現代のベタ基礎・基礎パッキン工法と比べると、束立て工法の旧住宅は構造的にシロアリリスクが高いと言えます。

外構・庭の木材も要注意

建物本体だけでなく、庭のウッドデッキ・枕木・木製フェンス・枯れた樹木・木製花壇など地面に接している木材は全てシロアリのリスク対象です。
これらの外構木材がシロアリの初期コロニー(巣)になり、そこから建物本体への侵入が起きるケースが多く報告されています。
定期的な外構木材のチェックと防腐防蟻処理が重要です。

条件③:築年数が古い(特に築30年以上)の家

建材の劣化がシロアリ侵入を招く

築年数が経過するほど基礎のひび割れ・木材の劣化・気密性の低下が進み、シロアリの侵入経路が増えます。
築30年以上の木造住宅は特にシロアリリスクが高く、適切な防除対策が行われていないと被害が起きている可能性が高いです。
また旧来の薬剤(1980年代以前に使用された有機塩素系)は分解・流失しているため、現代の薬剤による再施工が必要な状態になっています。

中古住宅を購入する際は必ずシロアリ点検を受けることをおすすめします。

条件④:換気不足の家

床下換気不足がシロアリの温床になる

床下の換気が不十分な家は湿気が溜まりやすく、シロアリが好む環境になります。
換気不足の原因には
①換気口が物で塞がれている(植木鉢・段ボールなど)、
②换気口周辺に雑草・植え込みが茂り空気の流れを妨げている、
③隣接建物との距離が狭く風が入りにくい、
④旧来の換気口設計で隅々まで換気が行き届いていないなどがあります。

年1回の換気口の清掃と周囲の除草が、最も簡単にできるシロアリ予防対策の一つです。

条件⑤:雨漏り・水漏れがある(または過去にあった)家

水分が木材を食べやすくする

シロアリは乾燥した木材より水分を含んだ(湿潤な)木材をより食害しやすいという性質があります。
屋根の雨漏り・サッシ周辺からの雨水侵入・給排水管の漏水などで木材が慢性的に水分を含んでいる状態になると、シロアリの食害が急速に進むリスクがあります。
また腐朽菌(木材を腐らせる菌)が発生した木材はシロアリが好む柔らかい状態になります。
雨漏り・水漏れは発見次第すぐに修理し、被害を受けた木材は速やかに交換することが重要です。

条件⑥:以前シロアリ被害があった(または周辺でシロアリ被害が多発している)家

過去の被害歴と再発リスク

過去にシロアリ被害があった住宅は、シロアリが好む環境条件(湿気・木材・食べやすい構造)が揃っているケースが多く、適切な対策なしには再発リスクが高くなります。
また薬剤の保証期間(5年)を過ぎた後に再施工していない住宅も再発リスクが高い状態です。
近隣でシロアリ被害が多発している地域(ヤマトシロアリ・イエシロアリの生息密度が高い地域)は周囲からの侵入リスクが高く、予防的な対策が特に重要です。

条件⑦:庭に枯れ木・廃材がある家

シロアリの「エサ場」を作らない

庭に放置された枯れ木・切り株・木材の廃材はシロアリの発生源になります。
これらはシロアリのコロニー形成に最適な環境を提供し、そこで増殖したシロアリが建物本体に侵入するケースが多く報告されています。
庭の枯れ木・切り株は速やかに撤去し、薪・廃材を一時的に保管する場合は建物から離れた場所に置き、定期的にシロアリの発生確認を行ってください。

リスク条件の重なりで被害確率が大幅に上昇

リスク条件の数シロアリ被害確率の目安推奨する対策
0〜1個低(〜10%)年1回のセルフチェック継続
2〜3個中(10〜30%)専門業者による予防施工を検討
4〜5個高(30〜60%)早急に専門業者による点検・防除
6〜7個非常に高(60%以上)すぐに専門業者に調査・防除を依頼

自宅のシロアリリスクを自己診断するチェックリスト

  • 床下が高湿度(梅雨時期に結露・カビが発生する)
  • 庭のウッドデッキ・枕木・木製フェンスが5年以上防腐処理されていない
  • 築30年以上の木造住宅で直近5年以内のシロアリ防除実績がない
  • 床下換気口が物で塞がれている・雑草で埋まっている
  • 過去に雨漏り・水漏れがあった(または現在も発生中)
  • 過去にシロアリ被害が発見されたことがある
  • 庭に枯れ木・切り株・木材廃材が放置されている

リスクが高いと分かった場合の次のステップ

すぐにできる対策

リスク条件が複数当てはまる場合、まず「すぐにできる対策」から始めてください。
①床下換気口の清掃と障害物除去(今すぐできる)、
②庭の枯れ木・廃材の撤去(今すぐできる)、
③ウッドデッキ・木製フェンスへの防腐防蟻剤塗布(DIY・数千円でできる)、
④春(4〜5月)の羽アリ発生の注意深い観察。
これらは費用をかけずに今すぐ実施できる予防対策です。

専門業者に依頼すべき対策

セルフでの対策と並行して、専門業者に以下を依頼することをおすすめします。
①床下の専門点検(シロアリの有無・被害範囲の確認)、
②床下防湿工事(防湿フィルム敷設・換気扇設置)、
③シロアリ防除薬剤散布(バリア工法・ベイト工法)。
複数のリスク条件が当てはまる住宅では、セルフ対策のみでは不十分なケースが多く、早期に専門業者の調査・対処を受けることが被害を最小化する最善策です。

リスクの高い地域と地域別の追加対策

イエシロアリが生息する地域(神奈川・静岡以西の太平洋沿岸・四国・九州・沖縄)は、ヤマトシロアリのみが生息する地域より被害が重大化しやすいため、より積極的な予防対策が必要です。
イエシロアリは攻撃性が高く、建物全体を短期間(1〜3年)で食い尽くすことがあるため、これらの地域では「5年に1度の防除」では不十分なケースがあり、3〜4年ごとの再施工や継続的なベイト工法の採用が推奨されます。
自分が住む地域にイエシロアリが生息するかどうかを確認し、リスクに応じた防除計画を立てることが重要です。

シロアリが発生しやすい季節と時期

シロアリの活動は季節によって異なります。
ヤマトシロアリは春(3〜5月)に活動が活発になり羽アリが発生します。
イエシロアリは夏(6〜8月)に活発になり夜間に羽アリが発生します。
この時期に特に注意深い観察・点検を行うことで早期発見が可能です。
逆に冬(12〜2月)はシロアリの活動が低下するため、発見しにくい時期です。
春から夏にかけての年1回の床下チェックを習慣化することが早期発見の基本です。

よくある質問(Q&A)

Q:コンクリート造の家はシロアリが発生しにくいですか?

A:コンクリート造は木造より発生しにくいですが、完全に安全ではありません。
コンクリートのひび割れ・配管貫通部から侵入するケースがあります。
特に内装に木材が多く使われているRC造住宅は注意が必要です。

Q:鉄骨造の家はシロアリの心配は不要ですか?

A:鉄骨そのものはシロアリの食害を受けませんが、鉄骨造住宅でも床材・壁材・天井材・断熱材などに木材・有機材料が使われていることが多く、これらがシロアリの食害対象になります。
鉄骨造でもシロアリ点検・対策は必要です。

シロアリが発生しやすい環境を作らないための日常的な習慣

水回りのメンテナンスを怠らない

キッチン・浴室・洗面台・トイレ周辺の水回りは湿気が発生しやすく、シロアリが侵入・定着しやすい場所です。
水漏れを早期に発見・修理し、排水周辺の木材部分を定期的に確認することが重要です。
洗面台の下・キッチンシンクの下など普段見えにくい場所も、年1回は開けて木材の状態を確認する習慣をつけてください。
特に浴室の床下・壁内はシロアリ被害が多い箇所として知られており、リフォーム時にシロアリ被害がないかチェックすることが推奨されます。

床下への水の侵入を防ぐ排水対策

大雨・台風時に床下が浸水するリスクが高い住宅は、排水設備の改善が必要です。
床下が浸水すると薬剤が流失し・木材が湿潤状態になり・シロアリが好む環境が一気に形成されます。
建物周辺の排水溝の清掃・勾配の確保・基礎の防水処理などを実施することで、雨水の床下侵入を防ぐことができます。
特に低地・谷地・河川近くの住宅は水害リスクが高く、排水対策の優先度が高いです。

建物外周のシロアリリスク管理

建物基礎周辺の土壌管理

建物基礎の周辺に腐葉土・マルチング材(木材チップ)を敷いている場合、これらがシロアリの発生源になることがあります。
腐葉土・木材チップは水分を保持しシロアリが好む湿潤環境を形成するため、建物基礎の直近への使用は避けることをおすすめします。
また建物基礎と外壁の接合部に亀裂・隙間が生じている場合は、早急にシーリング(コーキング)で補修してシロアリの侵入口を塞いでください。

隣地・周辺環境からのシロアリ侵入リスク

隣地の空き家・廃屋・放置された庭木にシロアリのコロニーが形成されると、そこから自宅への侵入リスクが生じます。
隣地の状況に問題がある場合は自治体の空き家担当窓口に相談することで、所有者への連絡・対処を促すことができます。
また共有の塀・ブロック塀に亀裂がある場合、そこから隣地のシロアリが侵入する可能性があるため、塀の補修も検討してください。

シロアリが好む木材の種類と選択

全ての木材が同様にシロアリに食われやすいわけではありません。
シロアリが特に好む(食べやすい)木材はスギホワイトウッドラワンSPFなどの辺材(外側の白い部分)です。
一方ヒノキ・ヒバ(青森ヒバ)・クリ・ケヤキなどは心材(内側の濃い部分)に天然の防虫成分を含み比較的シロアリへの耐性があります。

ただしどんな樹種でも長年シロアリに曝露すれば食害を受けるため、樹種選択はあくまで「リスク軽減」の一要素として考えてください。

シロアリ発生リスクを下げるリフォーム事例

換気改善工事でリスクを大幅低減

長野県長野市・築30年木造住宅の事例。
床下湿度が年間を通じて80〜90%と非常に高く、シロアリのリスクが高い状態でした。
床下換気扇(3台)設置+防湿シート全面敷設+シロアリ予防防除を実施。工事後の床下湿度は60%以下に安定し、シロアリ発生リスクが大幅に低下しました。
工事費用は換気扇・防湿シート設置で25万円+シロアリ防除12万円の計37万円。
投資効果として木材・床下の長期健全性が確保されました。

外構リフォームでリスクを除去

神奈川県横浜市・築20年木造住宅の事例。
庭のウッドデッキ・枕木花壇・庭木の切り株からシロアリコロニーが確認された事例です。
ウッドデッキ解体撤去+切り株の根上がり除去+シロアリ駆除・予防処理を実施。外構の木材を石材・コンクリートに変更することでシロアリのリスク源を根本から除去しました。
工事費用は外構変更35万円+シロアリ防除15万円の計50万円でしたが、その後3年以上シロアリ被害ゼロを維持しています。

シロアリリスクを常に意識する住まい方のススメ

シロアリ対策は「一度やれば終わり」ではなく、住み続ける限り継続的に意識することが必要です。
「この雨漏りを放置したらシロアリが入るかも」
「床下換気口に物を置くのはやめよう」
「庭の枯れ木をそのままにしておくと危ない」
という日常的な意識が、シロアリ被害の予防に大きな効果をもたらします。

家族全員がシロアリリスクを理解して協力することで、より効果的な予防が可能です。
本記事の7つの条件を家族で共有して、住まいの長期的な健康を守る習慣を育てましょう。

シロアリが発生しやすい家の7つの条件(湿気・木材が地面に近い・築古・換気不足・水漏れ歴・被害歴・庭の廃材)を理解し、自宅のリスクを正確に把握することが効果的な予防の第一歩です。

チェックリストで3つ以上当てはまる場合は、早急に専門業者による点検・防除を依頼することをおすすめします。
リスク条件を一つずつ改善していく計画的なアプローチが、長期的なシロアリ被害ゼロを実現する最善策です。専門家への相談を躊躇わないでください。

プロが教えるシロアリ被害を防ぐ住宅設計の知恵

シロアリに強い住宅の3大要素

シロアリ専門家の知見から、シロアリに強い住宅には

①水分を遮断・排出する設計、
②シロアリが接触できない材料・構造、
③定期的な点検・防除の継続、という3つの要素が揃っていることが分かっています。

この3要素を満たすためには、設計段階でのベタ基礎・基礎パッキン・防湿フィルム・換気設備の採用、建材段階での防腐防蟻処理材の使用、入居後の定期点検・防除の実施が必要です。

これらを「シロアリ対策の三本柱」として総合的に取り組むことが最も確実な被害防止策です。

間取り・設計でリスクを下げるポイント

新築・大規模リフォームの際には間取り・設計でシロアリリスクを下げる工夫が可能です。

①木材が地面・湿気に触れにくい構造(ベタ基礎・高基礎)の採用、
②床下点検口を点検しやすい場所に複数設置する(全床下を確認できる位置に)、
③水回りと居室の木材部分を明確に分離する設計、
④外壁・基礎の接合部のシーリングを確実に施工する、
⑤床下換気が全面に行き渡る設計にする(換気の死角を作らない)などが有効な設計上の工夫です。

設計士・工務店にシロアリ対策を明示的に要望することで、リスクの低い住宅を実現できます。

中古住宅購入時のシロアリリスク確認手順

中古住宅の購入を検討する際は、シロアリリスクの確認が必須です。

①売主・仲介業者への質問:「過去にシロアリ被害があったか・防除の記録があるか」を書面で確認する、
②重要事項説明書の確認:シロアリ被害の有無が記載されているか確認する、
③ホームインスペクション(住宅診断)の依頼:独立した第三者の建築士に床下・外周のシロアリ点検を含む住宅診断を依頼する(費用:5〜10万円)、
④床下の直接確認:可能であれば実際に床下点検口から床下を確認する。

これらの手順を踏むことで、購入後にシロアリ被害が発覚するリスクを大幅に低減できます。
シロアリ被害の修繕・駆除費用は数十万〜数百万円に達することもあり、購入前の確認のための5〜10万円の費用は確実に元が取れます。

シロアリ問題と住宅の長期的な耐久性の関係

シロアリ被害は住宅の耐久性・寿命に直結します。
日本の木造住宅の平均寿命は約30年と言われていますが(欧米の60〜100年と比較して短い)、その原因の一つにシロアリ・腐朽菌による木材劣化があります。
適切なシロアリ対策・防腐管理を継続することで、木造住宅でも50〜100年以上にわたって良好な状態を維持できます。
日本の住宅寿命を延ばすためにも、シロアリ対策を住宅の長期維持管理の重要な柱として位置づけることが社会的にも意義のある取り組みです。
住まいへの継続的な愛情とメンテナンスが、長期にわたる快適で安全な生活を支えます。

シロアリ被害を受けやすい素材と受けにくい素材の比較

素材・部材シロアリへの耐性注意点・推奨対策
スギ・SPF辺材低(食べやすい)防腐防蟻処理必須
ヒノキ・ヒバ心材中〜高(天然成分で忌避)辺材部分は処理が必要
鉄・アルミ・鋼材非常に高(食べない)接触木材への注意が必要
コンクリート高(直接食べない)ひび割れからの侵入に注意
プラスチック・樹脂高(通常は食べない)配管周囲の木材に注意
断熱材(発泡系)低(シロアリが通路に利用)床下断熱材の侵入経路化に注意

シロアリ発生後の心理的ショックへの対処

自宅でシロアリが発見された場合、多くの方が「こんなことになってしまった」という心理的なショックを受けます。
しかしシロアリは特定の環境が整えば木造住宅であればどこでも発生しうるものであり、住んでいる方の責任ではありません。
重要なのはショックを受けることなく、迅速に適切な対処を行うことです。
シロアリ被害は早期対処するほど費用が少なく、遅れるほど拡大します。
発見したら「どうしよう」と一人で悩まずに、すぐに専門業者に相談してください。
専門業者は被害の確認から駆除・修繕・保証まで一貫してサポートできます。

シロアリリスクの高い家に住む場合の長期対策プラン

本記事で紹介した7つのリスク条件のうち複数が当てはまる場合の長期的な対策プランを提案します。
まず
①床下の湿気対策(換気改善・防湿工事:20〜40万円)を最優先で実施します。

次に
②シロアリ専門業者による総合点検・防除(10〜18万円)を行い、現状の被害確認と予防的防除を実施します。

その後
③外構のシロアリリスク源の除去(ウッドデッキ撤去・切り株除去・廃材処分)を段階的に実施します。

この3段階の対策を実施した後、
④年1回の自己点検+5年ごとのプロ防除を継続することで高リスク環境でも被害を最小化できます。

対策の優先順位と予算を工務店・シロアリ専門業者と相談しながら、無理のない計画で進めてください。

シロアリ対策に関する国の動向と今後の見通し

2026年現在、国土交通省を中心にシロアリ被害を含む木造住宅の劣化対策強化に向けた取り組みが進んでいます。
長期優良住宅制度・住宅性能評価制度の普及によって、シロアリ対策を含む劣化対策等級の高い住宅が増加しています。
また「2050年カーボンニュートラル」に向けた木造建築の活用(木造の公共施設・中高層木造建築)が進む中で、シロアリ対策の重要性はさらに高まることが予想されます。
将来的にはシロアリ対策技術のさらなる進化(AI診断・センサー監視・新世代薬剤)が期待されており、より効率的・環境負荷の低い防除方法が普及するでしょう。
今後も最新情報に注目しながら、適切なシロアリ対策を継続していくことが大切な住まいを守る最善策です。

本記事の7つの条件を参考にして自宅のリスクを正確に把握し、プロフェッショナルの力を借りながら安心で長持ちする住まいを守り続けましょう。
シロアリ対策は住宅を「資産」として守るための確実な投資であり、家族の安全を守るための重要な取り組みでもあります。

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