
「シロアリ駆除をDIYでできないか?」と考える方は少なくありません。市販の駆除剤やキットも販売されていますが、DIYには明確な限界があります。
本記事ではDIY駆除の方法・効果・リスクと、プロに依頼すべき理由・費用の考え方まで詳しく解説します。
この記事を書いた人

高島 比呂人
住宅メンテナンス診断士
建築設計の専門学校を卒業後、長年建築業界に携わってきた高島です。戸建てを中心に様々な建物に関わる中で、安全で安心できる住まいの大切さを実感してきました。その経験を活かし、ホームインスペクションでは建物の細部まで丁寧にチェックし、専門知識に基づいた分かりやすい解説を心がけています。


DIYでできるシロアリ対策の種類と方法

市販のシロアリ駆除剤の種類
ホームセンター・通販で入手できるシロアリ対策製品には
①シロアリ用忌避・殺虫スプレー(ピレスロイド系薬剤)、
②木材防腐防蟻剤(刷毛塗りタイプ)、
③ホウ酸溶液・ホウ酸スプレー、
④シロアリ用ベイト剤(市販品)
などがあります。
いずれも手軽に入手できる一方、農薬登録を受けたプロ用薬剤と比べると有効成分の濃度が低く、効果の持続期間・範囲が限定的です。
市販品の使用は「予防補助」として位置づけるのが現実的で、すでに被害が出ている場合や大規模な予防対策には適しません。
DIYでできる範囲(予防の補助)
DIYで現実的に実施できるシロアリ対策は限られます。
①外周の木製部材(玄関・ウッドデッキ・窓枠など)への木材防腐防蟻剤の塗布、
②床下への乾燥した木くず・廃材の撤去(シロアリの餌を除去)、
③床下換気口の清掃・改善(シロアリが好む湿気を減らす)、
④庭の枯れ木・切り株の撤去などが自分でできる対策です。
これらは主に「シロアリを寄せ付けにくくする環境づくり」として有効ですが、すでに侵入・繁殖しているシロアリを完全に駆除する効果はありません。

DIYの明確な限界とリスク
市販薬剤では床下全体への処理が難しい
プロのシロアリ防除では床下全体に均一に薬剤を散布・注入しますが、DIYでは床下への入り口が限られ・狭い空間への薬剤散布が困難なため、処理の抜け漏れが生じやすいです。
シロアリは処理が行き届いていない箇所を見つけて食害を続けるため、不完全な処理は「無効果」になるリスクがあります。
プロは専用の噴霧器・延長ノズル・穿孔機器などを使ってアクセスが難しい箇所にも確実に薬剤を届けられます。
被害範囲の正確な把握が難しい
シロアリ被害は表面からは見えない木材内部で進行するため、専門知識がなければ被害範囲を正確に把握することができません。
DIYで一部を処理しても、被害が及んでいる別の場所を見落とせばシロアリの食害が続きます。
専門業者は含水率計・赤外線カメラ・打診棒などの道具と専門知識で被害範囲を網羅的に把握した上で処理を行います。
薬剤の扱い方を誤るリスク
農薬登録を受けたプロ用シロアリ防除薬剤は一般消費者が購入できないことが多く、市販品は有効成分が低濃度に制限されています。また薬剤の混合方法・散布方法・安全管理を誤ると人体・ペットへの影響が出る可能性があります。プロは薬剤の取り扱い訓練を受けており、防護具着用・適正量の計算・施工後の換気指導まで安全に配慮した施工ができます。
保証が得られない
DIYで駆除を行っても当然ながら保証(再発時の無償対応)はありません。プロに依頼した場合の5年保証と比較すると、DIYは費用を節約できても保証がない分リスクが残ります。万が一再発した場合に自分で再度対処する時間・費用・労力を考えると、初めからプロに依頼した方がトータルコストが低くなることが多いです。
プロに依頼した方が良いケース一覧
| 状況 | DIYの限界 | プロへの依頼が必要な理由 |
|---|---|---|
| 羽アリが室内で大量発生 | 羽アリを駆除しても根本解決にならない | コロニー全体の駆除が必要 |
| 床下に蟻道を発見 | 市販剤では蟻道への浸透が不十分 | 侵入経路の遮断と全体処理が必要 |
| 木材の空洞化・腐朽 | 被害範囲の正確な把握が困難 | 専門機器での被害調査と全面処理が必要 |
| 5年以上防除していない | 薬剤効果が切れている | 床下全体への薬剤再散布が必要 |
| 初めての対策 | どこを処理すればよいか判断が難しい | 専門家の調査・診断が必要 |
シロアリ駆除費用:DIY vs プロ比較
| 項目 | DIY | プロへの依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 5,000〜30,000円(薬剤・道具) | 100,000〜200,000円(30坪) |
| 効果の確実性 | 低〜中(部分的) | 高(全体的・専門的) |
| 保証 | なし | 5年保証(業者による) |
| 再発リスク | 高い(処理漏れの可能性) | 低い(全体的に処理) |
| 作業の手間 | 大(自分で床下に入る必要も) | なし(業者が全て実施) |
| 薬剤の品質 | 市販品(低濃度) | 農薬登録プロ用薬剤(高効果) |
「安く済ませたい」という気持ちへの現実的な回答
シロアリ対策費用の考え方を変える
シロアリ防除費用を「出費」ではなく「保険料」と考えると見え方が変わります。
年間2〜3万円のコストで住宅を守る保険(5年で10〜15万円の防除費用を5年間で分割すると年間2〜3万円)と考えると、多くの家庭で支払い可能な金額であることが分かります。
一方でシロアリ被害が大規模になった場合の修繕費用は100〜300万円に達することもあり、この「保険」に入ることの意義は非常に大きいと言えます。
初期費用の節約がトータルコストを増やすケース
「シロアリ駆除費用は高い」と感じて DIY で済ませようとした結果、処理が不完全でシロアリの食害が数年後に再発・拡大し、木材修繕費用が数十万〜数百万円かかってしまったという事例が多く報告されています。
10〜20万円のプロ施工費を惜しんで、その後100万円以上の修繕費が必要になるという最悪のシナリオを避けるためにも、発見時点でのプロへの依頼が最も合理的な選択です。
費用を抑えるための正しいアプローチ
プロへの依頼を前提とした上で費用を抑える方法は
①複数社から相見積もりを取る(2〜3社比較で10〜20%の節約につながることがある)、
②施工時期を業者の繁忙期(春・夏)を避ける(秋〜冬は割引対応してくれる業者もある)、
③必要最小限の施工を依頼し、不要なオプション(床下換気扇設置など)はまず断ってから必要性を検討する、④補助金・助成金を活用するといった方法があります。
DIYでの節約ではなく、プロへの適正価格での依頼の中で費用を最小化することが正しいアプローチです。
DIYが有効なのはどんな場面か
DIYが最も活きるシーン
DIYによるシロアリ対策が最も有効な場面は「予防」と「早期発見支援」です。
①春に庭・外周の木材を確認して初期被害の発見に努める(セルフチェック)、
②ウッドデッキ・木製フェンスへの木材防腐防蟻剤塗布(年1回)でシロアリが好む環境を防ぐ、
③庭の枯れ木・廃材を撤去してシロアリの発生源を除去するなど、
予防的な環境整備のDIYは有効です。プロによる5年に1度の定期防除と、日常的なDIYによる予防・監視を組み合わせることが最もコスト効率が高く効果的なシロアリ対策です。
よくある質問(Q&A)
Q:YouTube動画でDIYシロアリ駆除を見てやってみましたが、本当に大丈夫でしょうか?
A:DIYで実施した対策が全くの無効ということはありませんが、被害の範囲・程度・シロアリの種類によってはDIYでは対処しきれないケースが多々あります。
特に蟻道を発見している・木材に明らかな被害がある・羽アリが発生したという状況でのDIY対処は不十分な可能性が高く、プロによる調査・確認を合わせて受けることをおすすめします。
Q:プロに依頼する前にDIYで応急処置はできますか?
A:応急処置として市販のシロアリスプレーを羽アリ・蟻道の周辺に噴霧することはできます。
ただし応急処置でシロアリが一時的に逃げたとしても、コロニー全体が除去されるわけではありません。
応急処置の後も必ずプロによる全体調査・防除を受けてください。
また応急処置として殺虫剤をむやみに使用すると、プロが調査する際にシロアリの活動状況が分かりにくくなる場合があるため、あまりやりすぎないことも重要です。
DIYシロアリ対策の実際の体験談と教訓
体験談①:DIYで安く済ませようとして後悔したケース
福岡県の30代男性・築15年木造戸建ての事例です。
床下で羽アリを発見したものの「業者に頼むと10〜15万円かかる」と考え、ホームセンターで購入したシロアリ用スプレー(2,000円)と木材防腐剤(5,000円)でDIY対処しました。
その後2年間は問題なかったものの、3年目の春に大量の羽アリが室内に発生。
業者に調査を依頼すると柱・土台に大規模な被害が判明し、駆除費用15万円+木材修繕費用65万円の合計80万円が必要になりました。
「最初にプロに頼んでいれば15万円で済んだ」という後悔が残る事例です。
体験談②:DIY予防対策でプロとの組み合わせを実現した成功例
兵庫県の40代女性・築20年木造戸建ての事例です。
5年ごとにプロのシロアリ防除を受けながら、その間の毎年春に自分でウッドデッキへの木材防腐剤塗布・床下点検口からの目視チェック・庭の枯れ木撤去を実施。プロ施工と日常的なDIY予防の組み合わせで、20年間シロアリ被害ゼロを達成しています。
「5年に一度の投資(10〜15万円)+毎年の自分でできる予防」という戦略が最もコストパフォーマンスが高いという実感を語っています。
プロ施工の具体的な流れと内容
STEP 1:事前調査・見積もり
プロの業者は施工前に床下・外周・室内の目視調査を行い、シロアリの有無・被害範囲・使用する薬剤・施工方法を決定します。
正式な見積もりは書面で提示され、施工範囲・使用薬剤・費用・保証内容が明記されます。この段階で「業者への質問」をしっかり行うことが重要で、不明点を解消してから契約することが後々のトラブル防止になります。
STEP 2:床下への薬剤散布(バリア工法の場合)
作業員が防護服・マスク・手袋を着用して床下に入り、延長ノズルを使って土台・大引・根太などの木材に薬剤を均一に散布します。
またコンクリート基礎や地面にも薬剤を散布し、地中からの侵入を防ぐバリアを形成します。
狭い床下にも専用機器でアクセスし、抜け漏れなく全体を処理するのがプロの施工の特徴です。
施工時間は30坪の住宅で2〜4時間程度が一般的です。
STEP 3:施工後の換気指示と保証書の発行
施工完了後、業者から換気方法・退避時間・施工後の注意事項の説明を受けます。
そして施工内容・使用薬剤・保証期間・再発時の対応が明記された保証書が発行されます。
保証書は5年間の保証の根拠となる重要な書類のため、必ず受け取り大切に保管してください。
相見積もりで費用を適正化する方法
シロアリ駆除の費用は業者によって大きく異なります(同じ住宅でも8万〜25万円の幅があることも)。
適正な価格での依頼を実現するために、最低2〜3社から相見積もりを取ることをおすすめします。
見積もりを比較する際は単純な金額だけでなく、施工範囲・使用薬剤・保証内容・定期点検の有無を合わせて比較することが重要です。
「安い見積もり=お得」ではなく「必要な施工が含まれているか」「保証が充実しているか」で総合的に判断してください。
また公益社団法人日本しろあり対策協会のウェブサイトでは会員業者の検索ができ、信頼できる業者を見つけるための起点として活用できます。
DIYとプロの役割分担の正しい考え方
日常の予防管理はDIYで
シロアリ対策を「日常的な予防」と「専門的な防除」に分けて考えると、役割が明確になります。
日常的な予防(木材防腐剤の塗布・床下換気の確保・庭の木材撤去・年1回のセルフチェック)はDIYで十分に対応可能で、コストをかけずにシロアリリスクを下げることができます。
専門的な防除はプロに
一方、5年に1度の床下全体への薬剤散布・シロアリ発見時の駆除・被害木材の修繕はプロの技術・薬剤・機器が必要な作業です。
自分でできることとプロに任せるべきことを明確に区別することで、コストを適切に管理しながら高い防除効果を維持できます。
「DIYで全てを済ませる」でも「全てプロに任せてコストを最大化する」でもなく、両者を適切に組み合わせることが最善策です。
シロアリ駆除業者を選ぶ際のチェックリスト

- 公益社団法人日本しろあり対策協会(JSIA)の会員業者である
- 見積もりが書面で、施工範囲・薬剤・保証が明記されている
- 農薬登録を受けた薬剤を使用し、登録番号を開示できる
- 5年以上の保証書を施工完了時に発行してくれる
- 定期点検付きのプランを提供している
- 口コミ・紹介・地元での実績が確認できる
- 訪問販売での強引な勧誘や不当に高い見積もりを提示しない
DIYシロアリ対策グッズの正しい使い方
木材防腐防蟻剤の正しい塗布方法
市販の木材防腐防蟻剤を使用する際は、
①乾燥した木材表面に均一に塗布する(湿った木材には浸透しにくい)、②年1回程度の再塗布で効果を維持する、
③皮膚・目への付着を防ぐため手袋・眼鏡を着用する、
④換気を確保した状態で作業する、
⑤塗布後は乾燥するまで触れないよう注意するという手順が重要です。
ウッドデッキ・木製フェンス・玄関の木材部分への定期的な塗布は、プロ防除の間の予防補助として有効な対策です。
市販ベイト剤の限界
ホームセンターで販売されているシロアリ用ベイト剤(毒餌)は、プロが使用する製品と比べて有効成分の種類・濃度が異なり、コロニー全体への効果は限定的です。
市販ベイト剤は「被害を一時的に抑制する」効果は期待できますが、大規模なコロニーを完全に壊滅させる効果は低いと考えてください。
市販ベイト剤の使用はあくまで「予防補助」または「プロへの依頼前の一時的な対処」として位置づけることが現実的です。
シロアリ問題に関するよくある誤解を解く

「コンクリート造の家はシロアリが入らない」は誤り
コンクリート造の住宅でもシロアリ被害は発生します。
シロアリはコンクリートの微細なひび割れ・配管の貫通部・基礎の継ぎ目などから侵入します。
コンクリート造は木造に比べてリスクが低いですが、絶対安全ではありません。
特にコンクリート内の木材・内装材はシロアリの食害を受けることがあるため、コンクリート造であっても定期的な点検は必要です。
「薬剤を使えば永久に効果がある」は誤り
シロアリ防除薬剤の効果持続期間は一般的に5年程度です。
5年を経過すると薬剤が分解・流失して効果が薄れるため、定期的な再施工が必要です。
「一度施工したら大丈夫」という誤解が被害を拡大させるケースが多いため、5年ごとの再施工を習慣化することが重要です。
DIYによるシロアリ駆除は費用の安さというメリットがある一方、効果の不確実性・保証のなさ・被害拡大リスクという大きなデメリットがあります。
初めての対策・被害が明らかな場合・5年以上防除していない場合は迷わずプロに依頼してください。
DIYは日常的な予防補助(木材防腐剤塗布・環境整備)として活用し、本格的な防除はプロに任せることが最も賢明な選択です。
住まいは人生最大の資産です。
シロアリ被害から守るための適切な投資を行い、長く安心して暮らせる住環境を維持してください。
不安な点があれば早めに専門業者に相談することをおすすめします。

シロアリ防除に関する法律と規制:知っておくべき基礎知識
シロアリ防除薬剤の使用は農薬取締法・建築基準法・労働安全衛生法など複数の法律で規制されています。
特に農薬登録を受けていない薬剤の使用・薬剤の不適切な廃棄・必要な保護具を着用しない施工は法律違反になる可能性があります。
DIYでシロアリ対策を行う場合も、市販薬剤のラベルに記載されている使用方法・注意事項を必ず守ることが必要です。
また廃棄する薬剤・汚染した容器は一般ゴミには出せない場合があり、適切な廃棄方法をメーカーに確認してください。
法的リスクを避けるためにも、農薬登録を受けたプロ用薬剤を使用する専門業者への依頼が最も安全な選択です。
DIYとプロ駆除の費用対効果を長期で考える
住宅の寿命を30〜50年と考えた場合のシロアリ対策の総費用を比較してみましょう。
プロ防除を5年ごとに依頼した場合(1回15万円×6回)は90万円になりますが、その間に木材修繕が発生しないとすれば90万円が総コストです。
一方DIYのみで対応して被害が拡大し、一度大規模な木材修繕(100〜200万円)が必要になった場合はDIYの節約分を大きく上回るコストが発生します。
「プロに任せ続ける90万円」vs「DIY節約後の一度の大修繕100〜200万円」を比べると、長期的にはプロへの定期的な依頼の方が確実に安上がりになる可能性が高いです。
シロアリ防除は住宅の長期維持管理という観点で捉え、長期的なコスト計算を行うことをおすすめします。
もしDIYで不十分だったと気づいたら
DIYでシロアリ対策を実施した後、「本当に大丈夫だろうか?」と不安になった場合や、その後に羽アリの再発・木材の変状を発見した場合は、すぐに専門業者に現地確認を依頼してください。
多くの業者は「DIYで一部対処した後の調査」にも対応しており、「どの程度の効果があったか」「追加で必要な対処は何か」を診断してもらえます。
DIYの限界を認め、プロのチェックを受けることで被害の拡大を防ぐことができます。
遅れるほどシロアリの食害が進行するため、不安を感じたら早めに専門家に相談することが最善策です。
シロアリ対策への意識を高めるための5つのアクション
- 毎年5月:床下点検口から床下の目視チェックを実施する
- 毎年春:ウッドデッキ・木製部材に木材防腐防蟻剤を塗布する
- 年間を通じて:庭の枯れ木・廃材を放置しない
- 5年ごと:プロのシロアリ防除を依頼して床下全体を処理する
- 施工後:保証書を安全な場所に保管し、定期点検のスケジュールを記録する
シロアリ対策は「する・しない」ではなく「いつ・どのレベルで」
シロアリ対策に取り組む際に大切なのは「対策をするかしないか」の判断よりも、「どのタイミングで・どのレベルの対策を実施するか」を適切に選ぶことです。
新築時のシロアリ予防処理・5年ごとのプロ防除・日常的なDIY予防対策を組み合わせることで、コストを最小化しながら高い防除効果を維持できます。
住宅の構造的な損傷を防ぐというシロアリ対策の本来の目的を念頭に置き、適切な判断でプロの力を借りることを躊躇わないでください。
「少し高い」と感じる専門家費用も、住宅の長期的な維持管理コスト全体から見れば十分価値のある投資です。
DIYとプロの専門技術を賢く組み合わせて、大切な住まいを長期にわたってシロアリ被害から守り続けてください。
シロアリ対策を「面倒な出費」ではなく「住宅資産を守る大切な維持管理」として捉え直すことで、より積極的に取り組む動機になります。
定期的な防除と日常的な予防の両輪で、安心で長持ちする住まいを維持しましょう。
シロアリ対策に関するよくある誤解3選
誤解①「駆除後しばらくしたら再発するのは業者のせい」
シロアリは施工後に外部から新たに侵入することがあります。
保証期間内の再発が「業者の施工不良」とは限らず、新たなシロアリが外部から侵入した場合も再発に見えることがあります。
保証書の内容に従って業者に連絡し、再発の原因(施工不良か新規侵入か)を調査してもらうことが正確な判断につながります。
誤解②「高い業者の方が良い施工をしてくれる」
シロアリ防除の費用と施工品質は必ずしも比例しません。
適正価格で適切な施工を行う業者もあれば、高額な費用の割に施工が不十分な業者もあります。
費用だけで判断せず、業者の資格・実績・保証内容・口コミを総合的に評価することが重要です。
誤解③「シロアリは一度駆除したら永遠に来ない」
シロアリは外部から新たに侵入するため、一度の駆除で「永遠に安心」というわけではありません。
薬剤効果の持続期間(5年程度)が過ぎると新たなシロアリが侵入するリスクが高まります。
5年に1度の定期的な再施工を継続的に行うことが、長期的なシロアリ被害ゼロを維持する正しい方法です。
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