シロアリ防除で使われる薬剤は人体・ペット・環境に安全なのか?
本記事ではシロアリ防除に使用される薬剤の種類・作用機序・人体やペットへの安全性・環境への影響・施工後の注意事項まで詳しく解説します。
安心して防除工事を依頼するための知識を身につけましょう。

この記事を書いた人

高島 比呂人
住宅メンテナンス診断士
建築設計の専門学校を卒業後、長年建築業界に携わってきた高島です。戸建てを中心に様々な建物に関わる中で、安全で安心できる住まいの大切さを実感してきました。その経験を活かし、ホームインスペクションでは建物の細部まで丁寧にチェックし、専門知識に基づいた分かりやすい解説を心がけています

シロアリ防除に使われる薬剤の種類

ネオニコチノイド系薬剤

現在のシロアリ防除で最も広く使われているのがネオニコチノイド系薬剤(イミダクロプリド・クロチアニジンなど)です。
この系統の薬剤は昆虫の神経系(ニコチン性アセチルコリン受容体)に作用してシロアリを殺虫・忌避します。哺乳類はニコチン性受容体の構造が昆虫と異なるため、薬剤の作用を受けにくく、適切な使用量であれば人体・哺乳類への毒性は低いとされています。
日本農林規格(JAS)やWHOの評価でも、適正使用量では人体への急性毒性・慢性毒性リスクは低いと判定されています。

フェニルピラゾール系薬剤(フィプロニル)

フィプロニルはGABAA受容体に作用する殺虫成分で、ベイト工法(毒餌)に使われることが多い薬剤です。

昆虫に対しては非常に高い殺虫活性がありますが、哺乳類への毒性は比較的低いとされています。
日本では農薬登録を受けており、適切な濃度・方法で使用すれば安全性が確保されています。
ただし水産生物(魚・甲殻類)への毒性があるため、河川・池の近くでの使用には注意が必要です。

ビフェントリン(ピレスロイド系)

ピレスロイド系薬剤(ビフェントリン・ペルメトリンなど)は菊の花から抽出されるピレトリンを合成した薬剤で、昆虫の神経系に作用します。
自然由来成分を原型とするため環境への残留性が低く、比較的速やかに分解されます。

哺乳類への毒性は低いとされていますが、猫はピレスロイドの代謝能力が低いため、ペットが猫の場合は施工後に床や地面に直接触れさせないよう注意が必要です。

ホウ酸(無機薬剤)

ホウ酸は天然鉱物由来の無機化合物で、木材に浸透させることでシロアリを駆除・忌避します。
揮発性がなく残留農薬の問題が少ない点が特徴で、アレルギー体質の方・小さな子供・ペットがいる家庭で選ばれることがあります。
ただしホウ酸処理は薬剤の揮発による忌避効果がないため、バリア効果(シロアリが寄りつかない効果)は他の薬剤に比べて低い面があります。
また水に溶けやすい性質があるため、床下が浸水した場合に薬剤が流失するリスクがあります。

施工後の人体・生活への影響と注意事項

施工直後の退避・換気の必要性

シロアリ防除の薬剤散布後は、薬剤の揮発成分(臭い・成分)が室内に滞留することがあります。

施工業者の指示に従って施工後2〜4時間は室内・床下への入室を避け、十分な換気(全窓開放)を行ってください。
現在使用される薬剤は施工後の揮散量が少なく、適切な換気を行えば通常は健康への影響はほとんどないとされていますが、呼吸器系の疾患がある方・妊婦・乳幼児がいる家庭は念のため一日程度の退避を検討してください。

施工後に体調不良を感じた場合の対処法

施工後に頭痛・めまい・目の刺激感・皮膚の発赤などの症状が出た場合は、すぐに新鮮な空気の元に移動してください。症状が軽い場合は換気と安静で回復することがほとんどですが、症状が強い・改善しない場合は医療機関を受診し、「シロアリ防除薬剤を使用した家で過ごした」と伝えてください。施工業者に使用した薬剤の製品名・安全データシート(SDS)を求め、受診時に医師に提示することで適切な処置が受けられます。

ペットへの影響と対策

犬・猫の安全な管理方法

犬はシロアリ防除薬剤に対して比較的耐性があり、適正施工後の換気が完了すれば通常通り生活させて問題ないケースがほとんどです。

猫はピレスロイド系薬剤への感受性が高いため、業者に「猫がいること」を事前に伝え、猫に安全な薬剤(ホウ酸系・ネオニコチノイド系など)を選択してもらうことをおすすめします。
施工当日は犬・猫を室外またはペットホテルに預け、換気完了(施工後24時間以上)まで床に触れさせないよう注意してください。

魚・鳥・小動物への注意

金魚・熱帯魚などの水槽は薬剤散布前にビニールで覆い、換気が完了するまでフタをしておきます。インコ・オウムなどの鳥類は呼吸器が敏感なため、施工当日は別の部屋(施工範囲外)に移し、換気完了後に元の場所に戻してください。ハムスター・うさぎなどの小動物も同様に施工中は別の場所に移すことをおすすめします。業者に「これらのペットがいる」と事前に伝えることで、より安全な施工プランを提案してもらえます。

環境への影響と規制の状況

土壌・水質への影響

シロアリ防除に使われる薬剤は土壌に散布されるため、環境への影響を最小限にすることが求められています。

現在日本で使用を許可されているシロアリ防除薬剤(農薬登録済み)は土壌残留性・水質汚染リスクについて農水省の審査を経ており、適正使用量での使用であれば環境への著しい悪影響は生じないとされています。
ただし有機塩素系(クロルデン・アルドリンなど)の旧来の薬剤は環境残留性が高く、現在は使用禁止となっています。

農薬登録制度と使用規制

日本では建築物に使用するシロアリ防除薬剤は「農薬取締法」および「建築基準法」による規制を受けており、農林水産省に農薬登録された薬剤のみが使用できます。
農薬登録には安全性試験(急性毒性・慢性毒性・発がん性・生殖毒性・環境毒性)の審査が必要で、基準をクリアした薬剤のみが市場に流通します。

シロアリ防除を依頼する際は「使用する薬剤の農薬登録番号」を業者に確認することで、適正な薬剤が使用されていることを確認できます。

旧薬剤(有機塩素系)による土壌汚染の問題

1960〜70年代に広く使われたクロルデン・アルドリン・ディルドリンなどの有機塩素系シロアリ防除剤は現在使用禁止ですが、当時施工された住宅の床下土壌に残留していることがあります。
土地の売買・解体工事の際に床下土壌の有機塩素系農薬汚染が発見されるケースがあり、汚染土壌の浄化費用が問題になることがあります。
旧来の薬剤が使われた可能性がある築40年以上の住宅の床下工事を行う場合は、土壌汚染の確認を専門業者に依頼することをおすすめします。

薬剤の安全性に関する認証制度

認証・登録内容確認方法
農薬登録農水省による安全性・有効性の審査合格農林水産省農薬登録情報提供システムで確認
JSIA技術基準適合日本しろあり対策協会の技術基準に適合業者・薬剤メーカーへの確認
SDS(安全データシート)薬剤の成分・危険性・取り扱い方法を記載業者・メーカーへの開示請求
GHS分類国連基準による化学物質の危険有害性分類SDSに記載

有機・天然素材系の代替オプション

ホウ酸処理(ホウ酸塩系)

ホウ酸塩(ボレート)を使用した木材処理はシロアリ防除・腐朽防止に効果があり、揮発性がなく哺乳類への毒性が低い点が評価されています。
米国・ニュージーランド・オーストラリアなどでは環境に優しい代替薬剤として普及しています。

日本でも取り扱い業者が増えており、化学薬剤に抵抗がある方の選択肢として注目されています。
ただし価格が高く・水溶性のため床下が湿潤な環境では薬剤の流失リスクがある点に注意が必要です。

ベイト工法の低環境負荷性

ベイト工法(毒餌工法)はシロアリが食べた毒餌を巣に持ち帰ることでコロニーごと駆除する方法で、薬剤の土壌散布量が最小限に抑えられる点で環境負荷が低い工法です。
使用する有効成分(ノバルロン・ジフルベンズロンなど)は昆虫の幼若ホルモンに作用する成分で、哺乳類への影響は極めて低いとされています。

環境・健康への配慮を最優先にする場合はベイト工法を選択肢として業者に相談することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q:赤ちゃんや妊婦がいる家庭でもシロアリ防除は大丈夫ですか?

A:適切な換気と退避を行えば、現行の薬剤は赤ちゃんや妊婦への影響は極めて低いとされています。
念のため施工当日から24〜48時間は施工エリアから離れた部屋での生活を推奨します。
業者に「赤ちゃん・妊婦がいる」と伝えることで、使用する薬剤の選択・施工方法の配慮をしてもらえます。
ホウ酸処理系の薬剤を指定することも選択肢の一つです。

Q:食品がある場合はどうすればよいですか?

A:床下への薬剤散布は通常、食品保管エリアへの直接影響は少ないですが、念のため施工エリア付近の食品(床に近い位置にあるもの・密封されていないもの)は施工前に移動または密封しておくことをおすすめします。
施工後は換気を十分に行い、食品の異臭・変色がないか確認してください。

Q:薬剤のにおいはいつなくなりますか?

A:現在の薬剤は以前に比べて臭いが大幅に低減されています。
一般的に換気を行えば施工後6〜24時間程度で気にならなくなります。
揮発性の低いマイクロカプセル製剤や水性製剤を使用する場合は臭いがさらに少なくなります。
施工前に業者に「においの少ない薬剤」を希望することで、臭いへの不安を軽減できます。

薬剤別の使用シーンと選択ガイド

薬剤の種類主な工法特徴こんな家庭に向いている
ネオニコチノイド系バリア工法(液剤散布)速効性・5年保証対応・コスパ良一般的な木造住宅
フィプロニルベイト工法土壌散布なし・環境負荷低庭・土壌への薬剤散布を避けたい家庭
ホウ酸塩木材処理(注入・塗布)揮発なし・長期残留・自然由来小さな子供・ペット(猫)がいる家庭
ピレスロイド系バリア工法自然由来成分原型・残留性低農薬系を避けたいがコストを抑えたい家庭

薬剤を選ぶ際に業者に伝えるべきこと

  • 家族に乳幼児・妊婦・高齢者・アレルギー体質の方がいるかどうか
  • ペットの種類(特に猫・魚・鳥がいる場合は必ず伝える)
  • 有機農産物を栽培している庭がある場合
  • 近くに河川・池・水路がある場合
  • 以前の施工で使用した薬剤の種類(アレルギー歴がある場合)
  • においに敏感な家族がいる場合

施工後に確認すべき安全チェックリスト

  • 施工後2〜4時間は室内への立ち入りを避けた(換気完了まで)
  • 全窓を開けて換気を行った
  • ペットを安全な場所に避難させ、換気完了後に戻した
  • 水槽・鳥かごをビニールで覆った、または別の部屋に移動させた
  • 業者から使用した薬剤名・農薬登録番号を書面で受け取った
  • 施工後24時間以内に床・壁に子供やペットが触れないよう注意した
  • 体調不良を感じた場合の業者・医療機関への連絡先を確認した

薬剤の安全性をめぐる最新の動向(2026年)

2026年現在、シロアリ防除薬剤の安全性・環境影響に関する研究と規制は世界的に強化されています。
特にネオニコチノイド系薬剤については、ミツバチ・受粉昆虫への影響が懸念されており、EU圏では屋外での農業用途の使用規制が強化されています。
日本の建築物向けシロアリ防除については、床下への局所散布という用途特性上、農業用途と比べて環境への影響は限定的とされていますが、今後の規制動向に注目することが必要です。

代替として環境負荷の低いホウ酸処理・ベイト工法への注目が高まっており、今後はこれらの工法の普及が進む可能性があります。
シロアリ防除業者に「最新の環境配慮型の選択肢」を相談することで、より安全で持続可能な防除方法を選択できます。

子供・高齢者がいる家庭での特別な配慮

小さな子供がいる家庭

小さな子供(特に3歳未満)は床に近い位置で生活し、手口行動(手で触ったものを口に入れる行動)があるため、床への薬剤付着に特に注意が必要です。
施工後は床の拭き掃除を念入りに行い(水拭き×2回程度)、換気完了後も最初の1〜2日は赤ちゃんを床に直接寝かせることは避けてください。
施工業者に「小さな子供がいる」と伝えることで、マイクロカプセル製剤や水性製剤など飛散・付着リスクの低い薬剤・施工方法を選択してもらえます。

高齢者・要介護者がいる家庭

高齢者・要介護者は長時間家にいることが多く、換気のために一時的に退避することが難しいケースがあります。
施工の時期と時間帯を工夫し(天気が良く窓を開けやすい春・秋の午前中など)、施工後の換気が十分に行えるよう計画してください。
業者に事前に状況を伝え、施工後の換気アドバイスをもらうとともに、必要であれば訪問介護・デイサービスなどを活用して施工当日の外出を手配することも選択肢です。

業者選びで薬剤の安全性を確認するための質問リスト

シロアリ業者に見積もりを依頼する際、以下の質問を投げかけることで薬剤の安全性を確認できます。

「使用する薬剤の商品名と農薬登録番号は?」
「SDS(安全データシート)を見せてもらえますか?」
「乳幼児・猫がいることを考慮した薬剤の選択はできますか?」
「施工後に必要な退避時間・換気の方法を教えてください」
「薬剤が床下から室内に上昇しないよう防護措置はありますか?」

これらの質問に具体的かつ誠実に答えられる業者は、安全管理に真摯に取り組んでいる信頼できる業者と判断できます。
逆に曖昧な回答や「うちは安全だから大丈夫です」という根拠のない回答をする業者には注意が必要です。

薬剤残留と長期的な健康影響について

シロアリ防除薬剤の長期的な健康影響を心配される方も多いですが、現在日本で農薬登録を受けている防除薬剤はリスク評価において「許容一日摂取量(ADI)」「許容曝露量(MOE)」などの基準に基づく安全評価を経ています。
5年間の保証期間中に床下に残留する薬剤量は、適正施工であれば徐々に分解・減衰するため、生涯曝露量として換算しても健康リスクは極めて低いとされています。
ただし床下や壁内での薬剤残留に不安を感じる方は、より低残留性の薬剤(ホウ酸系・マイクロカプセル製剤)を指定することでさらに安心感を高めることができます。

薬剤への不安を抱えたまま施工を受けるより、業者とオープンに話し合って納得のいく方法を選ぶことが、長期的な安心につながります。

旧農薬(有機塩素系)が残留している可能性がある住宅への対応

1970年代以前に建てられた住宅や当時にシロアリ防除を受けた住宅では、有機塩素系農薬(クロルデン・アルドリン・ディルドリン)が床下土壌に残留している可能性があります。
これらの物質は現在は使用禁止であり、環境残留性が高いため土壌中に数十年以上残留することがあります。
床下土壌から揮発した有機塩素化合物が室内空気を汚染するケース(シックハウス症候群の原因の一つ)も報告されています。
旧薬剤の残留が懸念される場合は、床下土壌の有機塩素化合物測定(環境調査会社に依頼)を行い、必要に応じて土壌の封じ込め・換気改善・土壌除去などの対策を検討してください。
特に解体・大規模リフォームの際には床下土壌の撤去が必要になるケースがあり、産業廃棄物として適正処理する義務があります。

築年数が古い住宅の改修を計画している場合は、工務店・解体業者に旧農薬残留の可能性を事前に伝えることが重要です。

シロアリ防除の安全性に関する公的機関の情報源

シロアリ防除薬剤の安全性に関する信頼できる情報は以下の公的機関から入手できます。

①公益社団法人日本しろあり対策協会(JSIA):業界団体として薬剤の安全性・使用基準を策定・公表しています。
②農林水産省農薬登録情報提供システム:登録農薬の詳細情報・使用基準を検索できます。
③国立環境研究所:環境中の農薬残留データを公表しています。
④厚生労働省:化学物質の健康影響評価に関する情報を提供しています。

これらの情報源を活用することで、業者から提供される情報を検証し、より確かな根拠に基づいた判断が可能になります。
インターネット上には根拠不明の「シロアリ薬剤は危険」という情報も多く出回っているため、公的機関の情報を参照することで正確な知識を身につけてください。
正しい知識を持った消費者が増えることで、適切な安全管理を行う優良業者が選ばれやすい市場が形成され、業界全体の安全水準が高まります。

本記事のまとめです。現在のシロアリ防除薬剤は農薬登録を受けており、適切な使用量・施工後の換気を行えば人体・ペット・環境への影響は極めて低いとされています。施工前に業者に家族構成・ペットの種類・健康上の懸念を伝え、最適な薬剤を選択することが安全な施工の第一歩です。不安な点は業者に薬剤のSDS(安全データシート)を請求して確認することができます。家族の状況(乳幼児・妊婦・ペットなど)を業者に事前に伝え、適切な薬剤・施工方法を選択してもらいましょう。シロアリ被害から大切な住まいを守りつつ、家族の健康も守る最適な防除計画を専門家と一緒に立ててください。

シロアリ防除薬剤の使用に関するよくある誤解

「農薬だから危険」という誤解

「農薬」という言葉から危険なイメージを持つ方が多いですが、農薬登録制度は薬剤の安全性を担保するための制度です。
農薬登録を受けた薬剤は厳格な安全性試験をクリアしており、適正使用量の範囲内では人体への影響は極めて低いとされています。
農薬登録がない(未登録)薬剤を使用する業者の方がはるかに危険です。
「農薬登録を受けた薬剤を使用している」ことは安全の証明であり、信頼できる業者は必ず農薬登録番号を開示できます。

「においがきつい=危険」という誤解

薬剤のにおいの強さと毒性の高さは必ずしも比例しません。

においが強い薬剤でも毒性が低い場合があり、逆においが少ない薬剤でも毒性がゼロではありません。
現在の防除薬剤は以前に比べてにおいが大幅に低減されており、においの少なさよりも農薬登録・安全データシートの確認が重要です。
においが気になる場合は業者に水性製剤・マイクロカプセル製剤を指定するとにおいをさらに抑えることができます。
においの問題は生活QOLに関わるため、施工前に業者に率直に相談することで適切な配慮を受けることができます。

施工業者の薬剤管理と作業者保護について

シロアリ防除の施工作業者は薬剤に継続的に曝露するリスクがあるため、法律(農薬取締法・労働安全衛生法)に基づく保護措置が義務付けられています。

業者は作業員に防護マスク・防護手袋・防護眼鏡・防護服を着用させる義務があり、農薬の保管・廃棄も法律に従って管理する義務があります。
適切な作業者保護を実施している業者は、薬剤管理・施工品質の全体的なレベルが高い傾向にあります。
見積もり時に「作業員の安全管理体制はどうなっていますか?」と質問することで業者の管理水準を判断する参考になります。

また薬剤の残余・廃棄物の処理方法を確認することで、環境への配慮度合いを判断できます。

シロアリ防除薬剤の将来的な動向

環境・健康への配慮から、シロアリ防除薬剤は今後も進化し続けます。
生物農薬(天然菌類・ウイルスを活用したシロアリ防除)・フェロモン撹乱剤(シロアリのコミュニケーションを阻害する成分)・ナノテクノロジーを活用した薬剤(微粒子化による低用量・高効果)などの研究が進んでいます。
これらの次世代防除技術は環境負荷・人体への影響をさらに低減しつつ効果を維持することを目指しており、数年内に実用化される可能性があります。
今後シロアリ防除を検討する際は、最新の環境配慮型薬剤・工法の動向を業者に確認することをおすすめします。
「安全で効果的なシロアリ防除」は常に進化しており、5年後・10年後の再施工時には今より優れた選択肢が増えている可能性があります。

技術の進化を追いかけながら、家族・ペット・環境に最適な防除方法を選び続けることが、長期的に安心できる住まいの維持につながります。

住宅診断に関するご相談はお気軽にご連絡ください
住宅診断に関する
ご相談は、お気軽に
ご連絡ください
いますぐ
申し込む
目次