
「基礎にひび割れを見つけたけれど、このまま放置して大丈夫?」住宅に長く住んでいると、基礎コンクリートのひび割れが気になることがあります。
基礎のひび割れには、コンクリートの乾燥収縮などによる比較的軽微なものから、地盤沈下や建物の構造に関係するものまで、さまざまな種類があります。
この記事では、基礎のひび割れの種類・危険度・自分でできるチェック方法・専門家に相談する目安について、わかりやすく解説します。
基礎にひび割れが入る原因とは?
コンクリートは、硬化や乾燥の過程でわずかに収縮します。その際に発生する力によって、表面に細かなひび割れが入ることがあります。
一方で、次のような原因によって基礎にひび割れが発生する場合もあります。
- コンクリートの乾燥収縮
- 温度変化
- 地盤の不同沈下
- 地震などによる外力
- 過大な荷重
- 雨水などの浸入
- 経年劣化
そのため、「ひび割れがある=危険」というわけではありません。
重要なのは、ひび割れの幅・形状・位置・進行性などを確認することです。
基礎のひび割れ|危険度の目安
基礎のひび割れは、次のようなポイントから状態を確認できます。
| ひび割れの状態 | 考えられる原因 | 危険度の目安 |
|---|---|---|
| 0.2mm以下の細いひび | 乾燥収縮など | 比較的低い |
| 0.2~0.3mm程度 | 乾燥収縮・温度変化など | 経過確認・補修を検討 |
| 0.3mm以上 | 地盤・構造など | 専門家への相談を推奨 |
| 斜め方向のひび | 不同沈下など | 要注意 |
| 貫通しているひび | 構造的な問題など | 早めの調査を推奨 |
| 複数箇所に集中するひび | 地盤・構造・劣化など | 要調査 |
ただし、ひび割れの幅だけで安全・危険を判断することはできません。

例えば、幅が比較的小さくても、斜めに長く伸びていたり、短期間で広がっていたりする場合は注意が必要です。
特に注意したい「構造クラック」
基礎のひび割れの中でも注意したいのが、建物の構造や地盤に関係する「構造クラック」です。
例えば、
- 基礎の角から斜めに伸びている
- ひび割れが長く続いている
- 同じ場所に複数のひびがある
- 基礎の内側と外側の両方にひびがある
- ひび割れの幅が徐々に広がっている
- 床の傾きや建具の開閉不良もある
といった場合は、単純な表面のひび割れではない可能性があります。
特に地盤の不同沈下が原因の場合、ひび割れだけを補修しても再発する可能性があるため、原因を確認することが重要です。
自分でできる基礎ひび割れチェック
ひび割れを見つけたら、まず次の項目を確認してみましょう。
① ひび割れの幅を測る
市販のクラックスケールなどを使えば、ひび割れのおおよその幅を確認できます。
測るときは、ひび割れの中で最も幅が広い部分を確認しましょう。
② 写真を撮って記録する
ひび割れ全体と、幅がわかる近接写真を撮影しておきます。
撮影日も記録しておくと、後からひび割れが広がっているか確認できます。

③ ひび割れの方向を見る
ひび割れが、
- 縦方向
- 横方向
- 斜め方向
- 網目状
のどれに該当するかを確認します。
特に斜め方向のひび割れや、複数のひび割れが集中している場合は注意しましょう。
④ 周辺の症状も確認する
基礎だけでなく、
- 床が傾いている
- ドアや窓が閉まりにくい
- 外壁にひび割れがある
- 雨漏りが発生している
- 基礎周辺に水が溜まっている
などの症状がないか確認します。
住宅の不具合は、基礎だけでなく屋根・外壁・雨水の浸入など複数の原因が関係している場合もあります。
基礎のひび割れと雨漏り・外壁の関係
基礎の状態を確認するときは、建物全体を見ることも大切です。
例えば横浜で住宅の点検を考えている場合、基礎だけでなく、屋根の劣化や外壁のひび割れ、雨漏りの兆候も合わせて確認しておくと安心です。
「横浜で雨漏りが心配」「屋根の状態も確認したい」という場合には、目視だけでなく、住宅全体の状態をチェックする方法もあります。
最近では、質問に答えるだけで住まいの状態を確認できるAI住宅診断を活用する方法もあります。
基礎だけでなく、横浜の屋根・雨漏り・外壁など、住まい全体のメンテナンスを考えるきっかけとして活用するのもよいでしょう。
こんなひび割れは専門家に相談を
次のような症状がある場合は、自己判断で補修せず、専門家に相談することをおすすめします。
- 幅0.3mm以上のひび割れがある
- ひび割れが斜めに伸びている
- 基礎の内外に同じひび割れがある
- 短期間でひび割れが広がっている
- 複数箇所にひび割れがある
- 床の傾きや建具の不具合がある
- 地震や大雨の後に新しいひびが発生した
- ひび割れから水が染み出している
- 白い結晶状のものが付着している

特に、「以前からあるから大丈夫」と決めつけないことが大切です。
ひび割れの状態を定期的に記録して、変化がないか確認しましょう。
基礎のひび割れは早めの確認が大切
基礎のひび割れには、乾燥収縮などによる比較的軽微なものもあります。
しかし、地盤沈下や構造上の問題が隠れているケースもあるため、幅だけではなく、形・位置・進行性・周辺症状まで含めて判断することが重要です。
まずは自分で写真を撮り、ひび割れの幅や状態を記録してみましょう。
「これは大丈夫かな?」と少しでも気になる場合は、基礎だけを見るのではなく、屋根・外壁・雨漏りなども含めて住宅全体の状態を確認することをおすすめします。
AIを使って、まずは自宅の状態をチェック
「専門家に相談するほどなのかわからない」という方は、まずAI住宅診断を活用してみるのも一つの方法です。
いくつかの質問に答えるだけで、住まいの状態をチェックできます。
基礎のひび割れが気になったときこそ、住宅全体の状態を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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