家の中が寒い原因とは?住まいの断熱で快適にする方法

断熱性能を高めて快適な住まいを実現する方法

「暖房をつけても部屋が暖まらない」
「二階の部屋だけ寒い」
「足元が冷える」

このような悩みを感じたことはありませんか。

実は、家の寒さの多くは住宅の断熱性能や気密性能の不足が原因です。
断熱性能が低い住宅では外気の影響を受けやすく、冬は冷気が入り込みやすくなります。

この記事では

・家の中が寒くなる原因
・寒い家の具体的な対策
・断熱リフォームの方法
・発泡ウレタン吹付断熱の特徴

について分かりやすく解説します。

この記事を書いた人

川井田 修二
住宅メンテナンス診断士
住宅業界に20年以上携わり、現在は戸建住宅の資産管理サービス「家メンテ」に従事。定期的な住宅診断やメンテナンス、履歴管理を通じて、住まいの劣化を防ぎながら資産価値を守るサポートを行っています。人生最大の資産ともいわれる「家」を長く安心して住み続けられるよう、住宅の維持管理の視点から情報発信を行っています。

日本の住宅の多くは断熱性能が低い

住まいを長寿命化させ、資産価値を維持・向上させるためには、
住宅そのものの性能を高めることが重要です。

しかし、日本の住宅は断熱性能が十分とは言えないのが現状です。

住宅の断熱性能を示すデータを見ると、
次世代省エネ基準以上の性能を満たしている住宅はわずか約5%にとどまっています。

一方で、昭和55年の省エネ基準さえ満たしていない、
いわゆる「無断熱」に近い住宅が約40%も存在しています。

つまり、日本の住宅のうち約8割が無断熱、または断熱性能の低い住宅と言われています。

そのため、

・冬は家の中が寒い
・夏は二階が暑い
・冷暖房が効きにくい

といった問題が多くの住宅で起こっています。

家の中が寒い主な原因

住宅が寒くなる理由は大きく分けて3つあります。

1 .断熱材が不足している

築年数が古い住宅では

・断熱材が入っていない
・断熱材が薄い
・劣化している

というケースが多くあります。

断熱材が十分でない住宅では

・屋根から冷気が伝わる
・壁から熱が逃げる
・床から冷えが上がる

といった状態になり、暖房をつけても室内が暖まりにくくなります。


2 .気密性が低く隙間風が入る

住宅には

・窓
・ドア
・コンセント
・配管周り

など多くの隙間があります。

気密性が低い住宅ではこれらの隙間から冷たい空気が入り込み、暖房で暖めた空気も外へ逃げてしまいます。

その結果

「暖房をつけても寒い家」

になってしまうのです。


3 .窓から熱が逃げている

住宅の熱の出入りの多くはから起こります。

冬の場合

約50%以上の熱が窓から逃げると言われています。

そのため

・単板ガラス
・古いサッシ

の住宅では、室内の温度が下がりやすくなります。

家が寒いときの主な対策

家の寒さを改善するには、いくつかの方法があります。

窓の断熱対策

・内窓設置
・複層ガラス
・断熱サッシ
・コンフォートガラスコーティング

コンフォートガラスコーティングは、既存の窓ガラスに透明なコーティングを施工することで、断熱・遮熱効果を高める技術です。
窓を交換せずに施工できるため、比較的手軽な断熱対策として注目されています。

窓の断熱性能を高めることで、室内の温度を保ちやすくなります。


床下の断熱

床下に断熱材を入れることで、足元の冷えを軽減できます。

特に

「床が冷たい」
「足元が寒い」

と感じる住宅には効果的です。


屋根・壁の断熱リフォーム

住宅の断熱性能を大きく改善する方法として

屋根や壁の断熱リフォーム

があります。

断熱性能が高まることで

・冬は暖かく
・夏は涼しい

住まいに近づきます。

発泡ウレタン吹付断熱とは

断熱リフォームの方法の一つに

発泡ウレタン吹付断熱施工

があります。

これは液体状のウレタンを壁や屋根に吹き付け、発泡させて断熱層を作る工法です。

発泡すると体積が大きく膨らみ、住宅の隙間を埋めながら密着するため、一般的な断熱材とは異なる特徴があります。

発泡ウレタン断熱のメリット

隙間なく施工できる

吹付施工のため

・柱周り
・配管周り
・複雑な構造部分

にも密着します。

そのため隙間ができにくく、高い気密性能を確保できるのが特徴です。


断熱性能が高い

発泡ウレタンは空気を多く含む構造になっており、熱を伝えにくい性質があります。

そのため

・冬は暖かい空気を逃がさない
・夏は外の熱を室内に入れにくい

という効果が期待できます。


冷暖房効率が向上する

断熱性能と気密性能が高まることで

・暖房効率が向上
・冷房効率が向上

します。

結果として、光熱費の削減につながる場合もあります。


結露のリスクを抑える

断熱性能が低い住宅では

・壁内結露
・カビ
・ダニ

の原因になることがあります。

断熱性能を高めることで、住宅内部の温度差が減り、結露のリスクを抑えることができます。

断熱リフォームは住まいの価値を守る対策

住宅は年月とともに劣化していきます。

しかし、断熱性能を改善することで

・住み心地の向上
・光熱費の削減
・住宅の寿命の維持

など、さまざまなメリットがあります。

特に築年数の経った住宅では、断熱性能が現在の基準より低いケースも多いため、断熱リフォームを検討することで住まいの快適性を大きく改善できる可能性があります。

まとめ

家の中が寒い原因の多くは

・断熱材の不足
・気密性の低さ
・窓からの熱損失

です。

こうした問題を改善する方法の一つが

発泡ウレタン吹付断熱による断熱リフォームです。

隙間なく施工できる特徴を活かし、住宅の断熱性能と気密性能を高めることで、より快適な住まいづくりにつながります。

もし

「暖房をつけても寒い」
「家の断熱性能が気になる」

と感じている場合は、住宅の断熱状況を一度確認してみることをおすすめします。

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