はじめに
「家の基礎にひび割れを発見したけど、大丈夫かな?」
「ひび割れを放置すると、家が傾いてしまう?」
家の基礎は建物を支える重要な部分です。しかし、時間の経過や地震などの影響でひび割れが発生することがあります。基礎のひび割れには、軽微なものから深刻なものまであり、適切な対処が求められます。
この記事では、 基礎にひび割れが発生する原因、放置するリスク、修理方法、費用相場 について詳しく解説します。また、 ホームインスペクション(住宅診断) を活用して、より安全に住み続ける方法も紹介します。
1. 家の基礎のひび割れとは?
1-1. 基礎の役割と重要性
家の基礎とは、建物を地面にしっかりと固定し、その重さを 地盤に均等に分散させる ための構造部分です。基礎があることで、建物の荷重が適切に支えられ、地震や強風などの自然災害にも耐えられるようになります。
また、基礎は単に建物を支えるだけでなく、 湿気や害虫の侵入を防ぐ役割 も果たしています。特に木造住宅の場合、地面からの湿気が直接影響すると カビやシロアリ被害の原因 になりやすいため、基礎の健全性を保つことが重要です。
基礎の種類
住宅の基礎にはいくつかの種類があります。ひび割れの発生しやすさも基礎の種類によって異なります。
- 布基礎(ぬのぎそ)
- 昔ながらの基礎工法で、コンクリートの 帯状の構造 で建物を支える
- 比較的安価だが、ひび割れが発生しやすい
- 昔ながらの基礎工法で、コンクリートの 帯状の構造 で建物を支える
- ベタ基礎
- 現在の一般的な住宅に採用される基礎工法
- 建物の底面全体を鉄筋コンクリートで覆う ため、強度が高くひび割れしにくい
- 耐震性・防湿性に優れる
- 現在の一般的な住宅に採用される基礎工法
- 独立基礎
- 主に 重量のある建築物や大きな建物 に用いられる
- 各柱の下に独立したコンクリートの基礎を配置
- 主に 重量のある建築物や大きな建物 に用いられる
住宅ではベタ基礎が主流ですが、どの基礎であってもひび割れは発生する可能性があります。
1-2. ひび割れの種類
基礎にできるひび割れは、 軽微なものから構造上危険なものまで様々 です。以下のような種類があるので、発見したひび割れがどれに該当するか確認しましょう。
① ヘアクラック(髪の毛程度のひび割れ)
- 特徴
- 幅 0.3mm以下 で、見た目には細いひび
- 表面だけに発生し、内部まで達していない
- コンクリートの乾燥収縮や経年劣化で自然にできる
- 幅 0.3mm以下 で、見た目には細いひび
- 危険度
- 低い(放置しても問題なし)
- ただし、経年で拡大する場合は要注意
- 低い(放置しても問題なし)
② 構造クラック
- 特徴
- 幅 0.3mm以上 の明らかに目立つひび割れ
- 深さもあり、内部の鉄筋まで影響を及ぼす可能性がある
- 建物の構造に悪影響を与える
- 幅 0.3mm以上 の明らかに目立つひび割れ
- 危険度
- 高い(早急に専門家の診断が必要)
- 放置すると 耐震強度の低下、鉄筋の錆び、建物の傾き につながる
- 高い(早急に専門家の診断が必要)
③ 貫通クラック
- 特徴
- 基礎コンクリートを 貫通 しているひび割れ
- 雨水が入り込み、鉄筋の腐食を招く
- シロアリが侵入しやすくなる
- 基礎コンクリートを 貫通 しているひび割れ
- 危険度
- 非常に高い(すぐに補修が必要)
- 住宅の寿命を大幅に縮める原因 になる
- 非常に高い(すぐに補修が必要)
1-3. どこまでなら放置OK?どこから危険?
基礎のひび割れは、 その幅と深さ によって危険度が異なります。以下の基準を参考に、 補修が必要かどうか を判断してください。
ひび割れの幅 | 危険度 | 補修の必要性 |
0.3mm以下(ヘアクラック) | 低 | 放置OK(経過観察) |
0.3mm~1mm(構造クラック) | 中 | 早めに専門家に相談 |
1mm以上(貫通クラック) | 高 | すぐに補修が必要 |
こんな場合は危険信号!
✔ ひび割れがどんどん大きくなっている
✔ 水がしみ出している
✔ ひびの周辺が崩れてきている
✔ 家の傾きを感じる
このような症状がある場合は、 基礎の強度が低下している可能性が高いため、早急に専門家に相談する必要があります。
2. 家の基礎にひび割れができる原因
基礎にひび割れができる原因はさまざまですが、大きく分けると 「外部からの影響」「コンクリート自体の特性」「施工の問題」「経年劣化」 の4つに分類できます。ひび割れが発生する理由を理解し、原因に合った対策を行うことが重要です。
2-1. 地盤沈下・地震の影響
① 地盤沈下によるひび割れ
家の基礎は地盤の上に施工されているため、 地盤が不均一に沈むと基礎が歪み、ひび割れ が発生します。特に以下のような場合に起こりやすくなります。
- 軟弱地盤 に家を建てた場合
- 地盤改良が不十分 だった場合
- 盛り土の土地 で、土がしっかり固まっていなかった場合
- 地下水位の変化 により、土が収縮・膨張した場合
このような地盤沈下が原因のひび割れは、 基礎の一部分だけに発生することが多い です。また、沈下が進むと家全体が傾いてしまうこともあります。
【対策】
✅ 家を建てる前に地盤調査を実施する
✅ 必要に応じて地盤改良(柱状改良・表層改良など)を行う
✅ 基礎下の排水対策をしっかりする(雨水の浸透を防ぐ)
② 地震によるひび割れ
地震が発生すると、建物全体に 強い揺れが加わる ため、基礎に大きな負担がかかり、ひび割れが生じることがあります。
特に、 地盤が弱い場所や、耐震設計が不十分な住宅では、基礎部分に大きなひび割れが発生するリスクが高い です。
また、地震の揺れによって 基礎の鉄筋が損傷 し、構造的な問題を引き起こすこともあります。
【対策】
✅ 耐震基準を満たした基礎工事を行う
✅ 鉄筋コンクリートの基礎を採用し、耐震性を高める
✅ 定期的に基礎の点検を行い、大きなひび割れを早期発見する
2-2. コンクリートの乾燥収縮
① コンクリートの性質によるひび割れ
コンクリートは、水とセメント、砂、砂利を混ぜて作られますが、 水分が蒸発して乾燥する際に収縮する性質があります。この収縮により、コンクリート内部に 微細なひび割れ(ヘアクラック) が生じることがあります。
特に、以下のような条件下では、乾燥収縮によるひび割れが発生しやすくなります。
- 施工直後に急激に乾燥した場合(特に夏場)
- 水の割合が多いコンクリートを使用した場合
- コンクリートの表面が強く引っ張られた場合
このような ヘアクラックは構造的な問題を引き起こすことは少ない ですが、長期間放置すると、ひびが拡大し、そこから水が浸入して鉄筋が錆びるリスクがあります。
【対策】
✅ コンクリート打設後の適切な養生(乾燥を防ぐシートや散水)を行う
✅ 水分量が適切なコンクリートを使用する
✅ 施工後に防水コーティングを施す
2-3. 施工不良(鉄筋不足・不適切な養生)
① 鉄筋不足や施工ミス
基礎の中には、コンクリートの強度を補強するために鉄筋が入っています。しかし、施工ミスで 鉄筋の本数が不足 していたり、配置が適切でない 場合、基礎の強度が不足し、ひび割れが発生しやすくなります。
また、以下のような 施工ミス もひび割れの原因になります。
- コンクリートの打設が不均一 で、一部に空洞ができた
- 基礎の養生が不十分 で、急激に乾燥してしまった
- 振動を適切に与えず、コンクリートが十分に締め固められていない
このような施工不良によるひび割れは、 住宅完成後しばらくしてから現れることが多いため、購入前のホームインスペクション(住宅診断)でチェックしてもらうのがおすすめ です。
【対策】
✅ 信頼できる施工会社に依頼し、施工の質を確保する
✅ ホームインスペクションを活用し、基礎の施工状態を確認する
✅ 建築中に基礎の鉄筋配置やコンクリート打設の状況をチェックする
2-4. 経年劣化による影響
① コンクリートの劣化
コンクリートは、長年の風雨にさらされることで 劣化 します。特に ひび割れが発生した部分から水が浸入 すると、鉄筋が錆び、それが膨張して さらにひび割れが進行する という悪循環に陥ることがあります。
また、基礎の表面が長期間 凍結と融解 を繰り返す地域では、コンクリートが脆くなりやすく、ひび割れが進行しやすくなります。
② シロアリ被害
基礎のひび割れから シロアリが侵入し、家の土台や柱を食害する ケースもあります。特に、 木造住宅の基礎に発生したひび割れ は、シロアリ被害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
【対策】
✅ 築10年以上の住宅は定期的に基礎の点検を行う
✅ ひび割れができたら早めに補修し、水の侵入を防ぐ
✅ シロアリ対策として、基礎周りの通気性を確保する
3. ひび割れを放置するとどうなる?
家の基礎にひび割れを見つけても、「小さなひびだから大丈夫」と 放置してしまうのは危険 です。
基礎のひび割れを放置すると、 耐震性の低下・鉄筋の腐食・シロアリ被害・家全体の傾き など、さまざまな問題が発生する可能性があります。
ここでは、ひび割れを放置した場合に起こるリスクについて詳しく解説します。
3-1. 耐震性の低下
基礎の強度が落ちると、地震時の揺れに耐えられない
家の基礎は、建物全体の 耐震性を支える重要な部分 です。
ひび割れが入ったまま放置すると、 コンクリートの強度が低下 し、 地震の揺れに耐えられなくなる可能性 があります。
特に、 ひび割れが広がったり、貫通クラックが発生したりすると、基礎の一部が崩れるリスクが高まる ため、早めの補修が必要です。
こんな場合は要注意!
✔ 0.3mm以上のひび割れがある
✔ ひび割れの幅がどんどん広がっている
✔ ひび割れが複数の箇所に発生している
3-2. 水の浸入による鉄筋の錆び
ひび割れから水が入り込むと、内部の鉄筋が腐食する
基礎の中には、建物の強度を高めるために 鉄筋 が組み込まれています。
しかし、 ひび割れから雨水や湿気が浸入すると、鉄筋が錆びて膨張し、基礎のコンクリートがさらにひび割れる という悪循環に陥ります。
鉄筋の錆びが進行すると、最悪の場合 基礎の崩壊 につながることもあります。
鉄筋の錆びによる問題
- コンクリートの 強度が低下 する
- 基礎の ひび割れがさらに広がる
- ひび割れた部分から コンクリート片が剥がれる 可能性がある
対策
✔ ひび割れを見つけたら、早めにシーリング材などで補修する
✔ 雨水の浸入を防ぐため、基礎周りの排水対策を行う
✔ 鉄筋が腐食している場合は、早急に専門業者に相談する
3-3. シロアリ被害のリスク
ひび割れからシロアリが侵入し、家の土台を食害する
基礎のひび割れを放置すると、そこから シロアリが侵入 し、家の土台や柱を 食い荒らしてしまう 可能性があります。
特に 木造住宅 では、シロアリ被害が深刻になると 家の強度が大幅に低下し、倒壊のリスクが高まる ため、注意が必要です。
シロアリ被害のサイン
✔ 家の床が きしむ・沈む
✔ 家の 周囲に羽アリが飛んでいる
✔ 壁や柱を叩くと 空洞音がする
対策
✔ 基礎のひび割れを補修し、シロアリの侵入経路を断つ
✔ 基礎の周囲に防蟻処理を行う
✔ 定期的にシロアリ点検を実施する
3-4. 家全体の傾きや沈下
基礎が弱ると、家が傾くことも
ひび割れを放置し、基礎が劣化すると、 家全体が不均等に沈下する ことがあります。
特に、 地盤沈下や不同沈下(家の一部だけ沈む現象)が進行すると、家全体が傾いてしまう 可能性があります。
家の傾きによる影響
- ドアや窓の開閉がスムーズにできなくなる
- 壁に大きな亀裂が入る
- 家の一部が沈んで傾いて見える
家の傾きが進行すると、 修復には大がかりな地盤改良工事が必要になるため、費用も数百万円以上かかることがあります。
対策
✔ 基礎のひび割れを定期的に点検する
✔ 傾きを感じたら、ホームインスペクション(住宅診断)を活用する
✔ 必要に応じて、基礎補強や地盤改良を行う
3-5. 住宅の資産価値が下がる
ひび割れがあると、売却時に価格が下がる
もし将来的に 家を売却する予定がある場合、基礎のひび割れは大きなマイナスポイント になります。
購入希望者は、ひび割れを 「構造的な問題がある家」と判断し、価格交渉の材料にする ことが多いためです。
また、住宅ローンを利用する際、 基礎に重大なひび割れがあると、銀行の審査に通らない場合 もあります。
対策
✔ 早めに補修し、基礎の状態を良好に保つ
✔ 売却前にホームインスペクションを受け、問題を解消する
✔ 修理履歴を記録しておき、購入希望者に説明できるようにする
4. 自分でできる?基礎のひび割れのチェック方法
基礎のひび割れを放置すると、 耐震性の低下や鉄筋の腐食、シロアリ被害 など、さまざまなリスクを引き起こします。しかし、すべてのひび割れがすぐに深刻な問題を引き起こすわけではありません。
そこで、自分で 基礎のひび割れを点検し、補修が必要かどうかを判断する方法 を紹介します。
4-1. ひびの幅を確認する(0.3mm以上なら要注意)
ひび割れの 幅がどれくらいか は、ひび割れの深刻度を判断する重要なポイントです。
【チェック方法】
✅ 厚さ0.3mmのプラスチックカード(クレジットカードの厚さ)をひびに差し込む
✅ カードが入らない → 0.3mm以下 → 様子見OK(ヘアクラック)
✅ カードが入る → 0.3mm以上 → 補修を検討(構造クラック)
✅ 1mm以上の大きなひび → すぐに専門家に相談(貫通クラックの可能性)
✔ ひび割れの幅が0.3mm以上なら、早めの対策が必要です!
4-2. ひび割れの深さをチェックする
ひび割れが 表面だけなのか、それとも内部まで進行しているのか も重要なチェックポイントです。
【チェック方法】
✅ 目視で確認し、浅い表面のひびかどうかを判断
✅ 針金や細い棒をひびに差し込んで深さを測る
✅ 深さが5mm以上ある場合 → 内部に影響が及んでいる可能性があるため要注意!
✅ 貫通している場合 → 雨水やシロアリが侵入するリスクがあるため、すぐに補修を検討!
✔ ひび割れの深さが5mm以上なら、補修が必要になる可能性大!
4-3. ひび割れの進行状況を記録する
ひび割れは 時間が経つと拡大することがある ため、定期的に観察し、記録を残しておくことが重要です。
【チェック方法】
✅ ひび割れの長さ・幅・場所を記録する
✅ 定期的に写真を撮って比較(1ヶ月ごとがおすすめ)
✅ ひび割れが拡大していないか確認
✅ 新しいひび割れが増えていないかチェック
✔ ひび割れが拡大していたら、早めに専門家に相談!
4-4. どの部分にひび割れがあるかを確認する
基礎の どの位置にひび割れが発生しているか によっても、対策の優先度が変わります。
ひび割れの場所 | 危険度 | 補修の必要性 |
基礎の角や端 | 高 | すぐに補修が必要 |
基礎の中央部分(垂直方向) | 中 | 経過観察しながら補修を検討 |
基礎の表面だけ(ヘアクラック) | 低 | 様子見OK |
【要注意ポイント】
✔ 基礎の角や端にひび割れがある場合、強度が低下するため、早めの対策が必要!
✔ 基礎の垂直方向のひび割れは、地盤沈下の影響を受けている可能性があるため注意!
✔ 基礎の水平なひび割れは、水の侵入を防ぐために早めに補修を検討!
4-5. 水がしみ出していないかチェックする
ひび割れがあると、そこから 水がしみ出したり、内部に浸透したりすることがあります。
雨の後などに ひびの周囲が湿っていないか を確認しましょう。
【チェック方法】
✅ 雨が降った後に、ひび割れ周辺が濡れていないか確認する
✅ コンクリート表面に白い粉(エフロレッセンス)が出ていないか
✅ 湿気が多いとカビやコケが発生しやすくなるため、変色していないかチェック
✔ 水がしみ出している場合は、内部に浸透している可能性が高いので、早急に補修が必要!
4-6. ひび割れが広がるスピードをチェックする
ひび割れは、 地盤沈下や地震、経年劣化によって進行することがあります。
ひび割れが広がっているかどうかを確認することで、家の基礎が どの程度のダメージを受けているのか を判断できます。
【チェック方法】
✅ 1ヶ月ごとにひびの幅を測定し、記録をつける
✅ 目立つひび割れのそばに「マスキングテープ」を貼り、広がりを確認
✅ ひび割れが短期間で大きくなった場合 → 地盤沈下や構造的な問題がある可能性大!
✔ 短期間でひび割れが拡大している場合は、早めに専門業者に相談!
4-7. ひび割れの危険度チェックリスト
✅ 以下の項目に1つでも当てはまる場合、早めの対策を!
☐ ひび割れの幅が 0.3mm以上 ある
☐ ひび割れの 深さが5mm以上 ある
☐ ひび割れが 貫通している
☐ 基礎の角や端 にひび割れがある
☐ 水がしみ出している
☐ シロアリが発生している
☐ ひび割れが 短期間で拡大している
✔ 1つでも当てはまる場合は、早めに補修を検討しましょう!
5. 基礎のひび割れ修理方法
家の基礎にひび割れを発見した場合、 ひびの幅や深さによって適切な修理方法が異なります。
軽微なものなら DIYで補修 できますが、 深刻なひび割れは専門業者に依頼するのがベスト です。
ここでは、 自分でできる補修方法から、業者に依頼する修理方法まで を詳しく解説します。
5-1. 軽微なひび割れのDIY補修方法(幅0.3mm以下)
【対象となるひび割れ】
✅ 幅 0.3mm以下のヘアクラック(表面の細いひび割れ)
✅ 深さ 5mm未満の浅いひび割れ
✅ 水の浸入がない 表面的なひび
【準備するもの】
- コンクリート補修材(シーリング材・パテなど)
- ブラシ・ワイヤーブラシ(ひび割れ部分の掃除用)
- ヘラ(補修材を塗り込む)
- マスキングテープ(周囲を汚さないため)
- ゴム手袋(作業時の保護)
【補修手順】
① ひび割れ部分の掃除
→ ブラシやエアダスターを使って ホコリ・ゴミを取り除く
② マスキングテープで周囲を保護
→ 余分な補修材がつかないように、ひび割れの両側をカバー
③ 補修材を注入・塗り込む
→ シーリング材やコンクリート用パテを ヘラでひびに押し込む
④ 補修材をなじませ、乾燥させる
→ ヘラで表面を平らにし、 24時間~48時間ほど乾燥させる
⑤ マスキングテープを剥がして仕上げ
→ 乾いたら軽くヤスリをかけ、表面を整える
✔ DIY補修はあくまで軽微なひび割れ向け!
✔ 大きなひび割れには不向きなので、注意が必要!
5-2. プロに依頼する修理方法(幅0.3mm以上・深さ5mm以上)
【対象となるひび割れ】
✅ 幅0.3mm以上・深さ5mm以上の構造クラック
✅ 貫通しているひび割れ(水が浸入する恐れあり)
✅ 基礎の角や端にあるひび割れ
✔ これらのひび割れはDIY補修では不十分!
✔ プロの業者に依頼して、しっかり補修してもらう必要がある!
① エポキシ樹脂注入工法(強度を回復させる補修)
エポキシ樹脂は、強力な接着力を持つ補修材で、ひび割れたコンクリートをしっかり固めるのに最適。
基礎の強度を回復させたい場合に使用される。
【補修手順】
① ひび割れ周辺を清掃(ゴミやホコリを除去)
② ひびの上から「樹脂注入用のノズル」を設置
③ エポキシ樹脂を高圧でひびの奥まで注入
④ 完全に硬化させ、仕上げる
🔹 費用目安:3万円~10万円(ひびの大きさによる)
🔹 耐久性:長期間持続(10年以上)
② モルタル補修(表面をカバーする補修)
エポキシ樹脂より簡易的な補修方法で、 表面のひび割れを埋めるだけの補修。
強度の回復は期待できないが、 美観の改善や水の侵入を防ぐのに有効。
🔹 費用目安:1万円~5万円
③ Uカット工法(ひび割れの進行を防ぐ)
ひび割れを 専用の工具で「U字型」に削り取り、エポキシ樹脂やシーリング材を注入する方法。
ひびが広がるのを防ぎながら、強度を確保できる。
🔹 費用目安:5万円~15万円
④ ピンニング工法(基礎の補強をする)
ひび割れた基礎を補強するために、 鉄筋やピンを打ち込んで固定する方法。
構造クラックや、大きなひび割れに対して使われる。
🔹 費用目安:10万円~30万円
5-3. ひび割れ補修の費用目安
修理方法 | 対象となるひび割れ | 費用相場 | 耐久性 |
DIY補修 | 幅0.3mm以下(ヘアクラック) | 数千円~1万円 | 数年程度 |
エポキシ樹脂注入 | 幅0.3mm以上、深さ5mm以上 | 3万円~10万円 | 10年以上 |
モルタル補修 | 表面のひび割れ補修 | 1万円~5万円 | 数年程度 |
Uカット工法 | 進行を防ぐための補修 | 5万円~15万円 | 10年以上 |
ピンニング工法 | 基礎を補強する補修 | 10万円~30万円 | 15年以上 |
✔ 軽微なひび割れはDIY補修でもOK!
✔ 構造に影響するひび割れは、エポキシ樹脂注入やピンニング工法が必要!
6. 修理費用の相場はどれくらい?
基礎のひび割れを補修する際に、 どの程度の費用がかかるのか 気になるところです。
修理費用は ひび割れの大きさ・補修方法・施工業者によって異なる ため、事前に相場を把握しておくことが重要です。
ここでは、 ひび割れの修理費用の相場 と、 追加費用がかかるケース について詳しく解説します。
6-1. 軽微な修理の費用相場(数千円~5万円)
✅ DIY補修(ヘアクラック)
対象となるひび割れ
✔ 幅0.3mm以下のヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび)
✔ 表面だけのひび割れで、内部に影響がないもの
修理方法
🔹 市販の コンクリート補修材 を使用して、自分で埋める
費用相場
🟢 500円~5,000円(材料費のみ)
✔ 軽微なひび割れなら、DIYで安く補修できる!
6-2. 中程度の修理の費用相場(10万~30万円)
✅ エポキシ樹脂注入(幅0.3mm以上・深さ5mm以上のひび)
対象となるひび割れ
✔ 幅0.3mm以上、深さ5mm以上の構造クラック
✔ 基礎の強度を回復させたい場合
修理方法
🔹 ひびの中に エポキシ樹脂を高圧注入し、強度を回復 させる
費用相場
🟢 3万円~10万円(1箇所あたり)
🟢 10万円~30万円(複数箇所の補修)
✔ 基礎の強度を回復するのに最適な補修方法!
✅ Uカット工法(ひび割れの進行を防ぐ)
対象となるひび割れ
✔ 幅0.3mm以上で、再発の恐れがあるひび割れ
✔ 地震や振動の影響を受けやすい場所のひび割れ
修理方法
🔹 ひび割れを 専用工具でU字型にカットし、補修材を充填する
費用相場
🟢 5万円~15万円
✔ ひび割れの進行を防ぎ、耐久性を向上!
6-3. 大規模な基礎補強の費用相場(50万~100万円以上)
✅ ピンニング工法(基礎の補強)
対象となるひび割れ
✔ 幅1mm以上の大きなひび割れ
✔ 基礎全体の強度が低下している場合
修理方法
🔹 鉄筋ピンを打ち込み、基礎の補強を行う
費用相場
🟢 10万円~30万円(1箇所あたり)
🟢 50万円~100万円以上(基礎全体の補強)
✔ ひび割れが深刻な場合は、基礎補強が必要!
✅ 大規模な基礎補修(地盤改良を伴う工事)
対象となるひび割れ
✔ 地盤沈下によって基礎が沈んでいる場合
✔ 家全体が傾いてしまっている場合
修理方法
🔹 基礎を持ち上げる工事や、地盤改良工事を実施
費用相場
🟢 100万円~300万円(ジャッキアップ工法)
🟢 300万円以上(地盤改良+基礎補強)
✔ 地盤沈下が進行すると、修理費用が大幅に高額になる!
6-4. 追加費用がかかるケース
ひび割れの補修を依頼する際、 以下のケースでは追加費用が発生する ことがあります。
① 補修前の調査・診断費用
基礎の状態を調査するために、 ホームインスペクション(住宅診断) を依頼する場合、 5万円~10万円程度の費用 がかかります。
✔ 住宅診断を受けることで、基礎の状態を正確に把握できる!
② シロアリ駆除・防蟻処理
ひび割れから シロアリが侵入している場合、駆除や防蟻処理が必要になります。
✔ シロアリ駆除の費用相場:10万円~30万円
✔ 防蟻処理の費用相場:5万円~15万円
③ 雨水の浸入対策(防水工事)
ひび割れから 雨水が浸入している場合、基礎の防水対策が必要になります。
✔ 防水コーティングの費用相場:10万円~20万円
6-5. 修理費用の比較表
修理方法 | 対象となるひび割れ | 費用相場 | 耐久性 |
DIY補修 | 幅0.3mm以下(ヘアクラック) | 数千円~5,000円 | 数年程度 |
エポキシ樹脂注入 | 幅0.3mm以上、深さ5mm以上 | 3万円~10万円 | 10年以上 |
Uカット工法 | ひび割れの進行を防ぐ | 5万円~15万円 | 10年以上 |
ピンニング工法 | 基礎補強が必要な大きなひび割れ | 10万円~30万円 | 15年以上 |
ジャッキアップ工法 | 基礎の沈下・傾きの補正 | 100万円~300万円 | 20年以上 |
地盤改良+基礎補強 | 大規模な地盤沈下がある場合 | 300万円以上 | 30年以上 |
7. 家の基礎のひび割れを防ぐための対策
基礎のひび割れは、 時間の経過とともに悪化する 可能性があります。
修理費用を抑えるためにも、 事前の対策をしっかり行い、ひび割れの発生を防ぐことが重要 です。
ここでは、 基礎のひび割れを予防するための具体的な対策 を紹介します。
7-1. 定期的な点検の重要性
✅ 点検を怠ると、ひび割れが進行する!
基礎のひび割れは、 早期発見・早期対処 することが大切です。
定期的に点検を行い、 小さなひびのうちに補修することで、大規模な修理を回避 できます。
【チェックポイント】
✅ ひび割れの有無を確認する(1年に1回は点検)
✅ 雨の後に基礎が湿っていないか確認
✅ 家の傾きがないかチェック(ドアや窓の開閉がスムーズか)
✔ ひび割れを見つけたら、すぐに補修を検討する!
7-2. 排水対策(雨水の浸透を防ぐ)
✅ 水が基礎に浸入すると、ひび割れの原因になる!
基礎に 水が染み込むと、コンクリートの劣化が進行し、ひび割れが発生 しやすくなります。
【対策方法】
✅ 家の周囲に排水設備(側溝・排水管)を設置する
✅ 基礎の周りに砂利を敷き、水はけを良くする
✅ 雨どいを定期的に掃除し、水が溢れないようにする
✔ 排水対策をしっかり行い、基礎に水が溜まるのを防ぐ!
7-3. 地震対策と耐震補強
✅ 地震の揺れが基礎にダメージを与える!
日本は地震が多い国のため、 基礎の耐震性を強化することが重要 です。
地震の揺れが 直接基礎に伝わると、ひび割れが発生するリスク が高まります。
【対策方法】
✅ 制震装置(ダンパー)を設置し、揺れを軽減
✅ 家の耐震診断を受け、補強が必要か確認
✅ 基礎の補強工事(鉄筋増強・エポキシ樹脂注入)を行う
✔ 耐震性を高めて、地震によるひび割れを防ぐ!
7-4. シロアリ対策を行う
✅ ひび割れからシロアリが侵入する!
シロアリは コンクリート自体を食べることはありませんが、ひび割れを通じて内部に侵入し、家の木材部分を食害 します。
【対策方法】
✅ 基礎のひび割れを早めに補修し、シロアリの侵入を防ぐ
✅ 防蟻処理(薬剤散布・ベイト工法)を実施する
✅ 基礎周辺の通気性を確保し、湿気を防ぐ
✔ シロアリ被害を防ぐためにも、基礎の管理を徹底!
7-5. 家の周りの環境を整える(木や草の管理)
✅ 木の根や草の成長が基礎に影響を与える!
基礎の周囲に 大きな木や草が生えていると、根が基礎を押し上げたり、土の水分量が変化して基礎が沈下する ことがあります。
【対策方法】
✅ 基礎の近くに大きな木を植えない
✅ 雑草や不要な木の根を定期的に除去
✅ 庭の排水状態を良好に保つ(地面が水を吸いすぎないようにする)
✔ 基礎の周りの環境を整え、ひび割れを予防!
7-6. 建築時に施工不良を防ぐチェックポイント
✅ 施工不良が原因のひび割れを防ぐ!
基礎のひび割れの 多くは、施工不良が原因 で発生しています。
新築時やリフォーム時に 適切な施工が行われているかチェックすることが重要 です。
【チェックポイント】
✅ 基礎の鉄筋の本数が適正か確認(建築基準法を満たしているか)
✅ コンクリートの養生(乾燥管理)が適切に行われているか
✅ ホームインスペクション(住宅診断)を依頼し、施工状態を確認
✔ 施工段階でしっかりチェックし、ひび割れを未然に防ぐ!
7-7. ホームインスペクションを活用する
✅ プロの診断を受けることで、ひび割れを未然に防ぐ!
ホームインスペクション(住宅診断) を活用することで、 基礎の状態を正確に把握し、補修が必要かどうか判断 できます。
【ホームインスペクションのメリット】
✅ 基礎の状態を客観的に診断してもらえる
✅ 早期にひび割れを発見し、大規模な補修を回避できる
✅ 住宅の資産価値を維持できる(売却時に有利)
✔ 基礎のひび割れが気になる場合は、プロに診断を依頼!
8. 基礎のひび割れが気になったらホームインスペクションを活用しよう
基礎のひび割れを見つけたとき、 自分で判断がつかない場合や、修理が必要かどうか迷う場合 は、 ホームインスペクション(住宅診断) を活用するのがおすすめです。
ホームインスペクションを活用することで、基礎の状態を専門家が診断し、適切な補修や対策を提案 してくれます。
ここでは、 ホームインスペクションの概要・メリット・流れ・費用相場 について詳しく解説します。
8-1. ホームインスペクションとは?
✅ 住宅の専門家が行う診断サービス
ホームインスペクションとは、 住宅の専門家(インスペクター)が家の状態を客観的に診断するサービス のことです。
特に、 基礎のひび割れの状態を正確に把握し、修理が必要かどうかを判断するために有効 です。
【ホームインスペクションで調査できる項目】
✅ 基礎の状態(ひび割れ・沈下・鉄筋の腐食)
✅ 外壁や屋根のひび割れ・劣化状況
✅ 床の傾き・ドアや窓の開閉状態(家の歪みチェック)
✅ シロアリ被害の有無
✅ 給排水・電気設備の劣化状態
✔ 住宅の健康診断として、総合的な診断が可能!
8-2. ホームインスペクションを受けるメリット
✅ ひび割れの危険度を専門家が判断
基礎のひび割れは すぐに修理が必要なものと、経過観察でよいものがあるため、専門家の判断が重要 です。
ホームインスペクションを受けることで、適切な対策を講じることができます。
【ホームインスペクションを受けるメリット】
✅ 基礎のひび割れが「危険かどうか」を正確に診断できる
✅ 早期に問題を発見し、大規模な補修を回避できる
✅ 住宅の資産価値を維持し、売却時に有利になる
✅ 専門家の意見をもとに、適切な補修方法を選べる
✔ 専門家の診断を受けることで、安心して適切な対応ができる!
8-3. ホームインスペクションの流れ
✅ 診断の流れを事前に把握しておこう!
ホームインスペクションは、 以下の流れで行われます。
【ホームインスペクションの流れ】
1️⃣ 依頼・予約
→ ホームインスペクションの専門会社に依頼(ネットや電話で予約可能)
2️⃣ 現地調査(1~3時間程度)
→ インスペクターが現地に訪問し、基礎の状態を詳しくチェック
3️⃣ 診断結果の報告(口頭・レポート)
→ その場で簡単な説明を受け、後日詳しい診断レポートを受け取る
4️⃣ 修理が必要な場合は、補修業者の見積もりを取る
→ 必要に応じて、基礎補修の専門業者に見積もりを依頼
✔ 診断結果をもとに、補修が必要かどうか判断できる!
8-4. ホームインスペクションの費用相場
✅ 診断費用は5万円~10万円程度
ホームインスペクションの費用は、 診断の範囲や調査項目によって異なります。
診断内容 | 費用相場 |
基礎のひび割れのみの診断 | 3万円~5万円 |
住宅全体の診断(基礎・外壁・屋根など) | 5万円~10万円 |
詳細な検査(地盤調査・耐震診断含む) | 10万円~15万円 |
✔ 費用はかかるが、将来的な修理費用を抑えるためには有効な投資!
8-5. ホームインスペクションを活用すべきケース
✅ こんな場合はホームインスペクションを活用しよう!
ホームインスペクションは 基礎のひび割れが気になったときだけでなく、以下のようなケースでも有効 です。
【活用すべきケース】
✅ 住宅購入前のチェック(中古住宅を購入するとき)
✅ 築10年以上経過した家の定期点検
✅ 地震や台風の後、基礎の状態を確認したいとき
✅ 基礎のひび割れが増えてきたとき
✅ 売却前に、住宅の状態を確認しておきたいとき
✔ 住宅の長期的なメンテナンスのためにも、活用するのがおすすめ!
8-6. ホームインスペクションを依頼する際の注意点
✅ 診断の質を確保するためのポイント
ホームインスペクションを依頼するときは、 以下のポイントに注意 しましょう。
【依頼時の注意点】
✅ 建築士や公認インスペクターなど、資格を持った専門家に依頼する
✅ 事前に費用と診断範囲を確認する(追加費用がかからないかチェック)
✅ 診断結果を受け取った後、必要な補修について専門業者と相談する
✔ 信頼できる業者に依頼し、適切な診断を受けることが大切!
9. まとめ
基礎のひび割れは、 住宅の耐久性や安全性に大きく影響する重要な問題 です。
小さなひび割れでも 放置すると悪化し、修理費用が高額になる ことがあります。
この記事では、 ひび割れの原因・リスク・補修方法・予防策・ホームインスペクションの活用 について詳しく解説しました。
最後に、 重要なポイントを振り返りましょう!
✅ 基礎のひび割れの原因とリスク
原因 | 主なリスク |
地盤沈下・地震 | 耐震性低下・基礎の沈下 |
コンクリートの乾燥収縮 | ヘアクラック発生 |
施工不良(鉄筋不足など) | ひび割れの拡大・耐久性低下 |
経年劣化 | コンクリートの強度低下 |
シロアリ被害 | ひび割れから侵入し、住宅を食害 |
✔ ひび割れを放置すると、耐震性低下・鉄筋の腐食・シロアリ被害・住宅の傾きなど、深刻な問題につながる!
✅ 自分でできる基礎のひび割れチェック方法
🔹 0.3mm以上のひび割れがあるか確認(クレジットカードを差し込んでチェック)
🔹 ひび割れが広がっていないか、定期的に観察(写真を撮る)
🔹 雨の後に基礎が湿っていないか確認(雨水の浸入チェック)
🔹 基礎の角や端にひび割れがある場合は要注意!
✔ ひび割れが進行している場合は、早めに補修を検討!
✅ ひび割れの補修方法と費用相場
修理方法 | 対象となるひび割れ | 費用相場 | 耐久性 |
DIY補修 | 0.3mm以下のヘアクラック | 数千円~5,000円 | 数年程度 |
エポキシ樹脂注入 | 0.3mm以上・深さ5mm以上 | 3万~10万円 | 10年以上 |
Uカット工法 | ひび割れの進行を防ぐ | 5万~15万円 | 10年以上 |
ピンニング工法 | 大きなひび割れの補強 | 10万~30万円 | 15年以上 |
ジャッキアップ工法 | 基礎の沈下・傾き補正 | 100万~300万円 | 20年以上 |
地盤改良+基礎補強 | 大規模な地盤沈下補修 | 300万円以上 | 30年以上 |
✔ 軽微なひび割れならDIY補修OK!
✔ 基礎の強度が低下するひび割れは、プロに依頼するのがベスト!
✅ 基礎のひび割れを防ぐための対策
🔹 定期的な点検(1年に1回)を行い、ひび割れの進行を防ぐ!
🔹 排水対策をしっかり行い、基礎に水が浸透しないようにする!
🔹 耐震補強を実施し、地震によるひび割れリスクを低減!
🔹 基礎の近くに大きな木を植えない(根が基礎を押し上げる原因に)
🔹 シロアリ対策を行い、基礎のひび割れからの侵入を防ぐ!
✔ 予防対策をしっかり行い、ひび割れの発生を最小限に抑えよう!
✅ ホームインスペクションの活用で安心!
🔹 基礎のひび割れが進行している場合、専門家に診断を依頼するのがベスト!
🔹 ホームインスペクションの費用相場は5万~10万円程度
🔹 基礎の状態を診断し、適切な補修計画を立てられる!
🔹 住宅購入時・築10年以上・地震後の点検におすすめ!
✔ 専門家の診断を受けることで、安心して補修や対策ができる!
✅ この記事の結論
☑ 基礎のひび割れは、放置すると深刻なダメージにつながる!
☑ 軽微なひび割れならDIY補修OK、構造クラックはプロに依頼すべき!
☑ 定期的な点検と適切な予防策で、ひび割れの発生を最小限に抑えられる!
☑ ホームインスペクションを活用し、基礎の状態を正確に診断することが大切!
🔹 最後に…
家の基礎は 建物を支える重要な部分 です。
ひび割れを 放置すると、地震の際に大きなダメージを受けるリスクが高まる ため、 早めの点検と補修が大切 です。
「少しのひびだから大丈夫」と放置せず、 定期的にチェックし、必要に応じて専門家に相談しましょう!
✔ あなたの家の基礎は大丈夫ですか? 今すぐチェックしてみましょう!